「レムデシビル」、新型ウイルスには「ほとんど効果なし」=WHO 製薬会社は反論

「レムデシビル」、新型ウイルスには「ほとんど効果なし」=WHO 製薬会社は反論
以下は、記事の抜粋です。


世界保健機関(WHO)は10月16日、抗ウイルス薬「レムデシビル」が新型コロナウイルス患者の生存率にほとんど影響を及ぼさないとする研究結果を発表した。

レムデシビルは元々、エボラ出血熱の治療薬として米ギリアド・サイエンシズが開発した。新型コロナウイルスに効果があるとされ、最近ではアメリカのトランプ大統領の治療にも使われた。ギリアドは声明で、WHOの研究はその他の研究と「一貫性がなく」、内容もピアレビュー(査読)を受けていないものだとして、研究結果は認められないとしている。

WHOの臨床試験では、レムデシビルのほか、ヒドロキシクロロキン、インターフェロン、イオピナビルとリトナビルの組み合わせの4つの治療法について効果を調べた。

これらの治療法は全世界30カ国以上の病院500軒で、1万1266人の成人患者に投与された。その結果、いずれの治療薬も患者の生存率や入院日数に大きな影響を与えないことが明らかになった。ただし、この研究結果はまだ査読を受けていない。

WHOの研究結果は、ギリアドが独自に行った研究とは異なる。約1000人が参加したギリアドの研究では、レムデシビルを投与された患者は、プラセボを投与された患者よりも回復が5日ほど早かったという。

イギリスで様々な治療法の効果を調べる大規模な臨床試験を主導するオックスフォード大学のランドレイ教授は、WHOの研究結果は「重要かつ熟慮に値する」ものだと話した。また、レムデシビルについてはコストや手に入りやすさなどがすでに懸念点になっていると述べた。

アメリカの食品医薬品局(FDA)は5月にレムデシビルの緊急使用を認可。その後、イギリスなど数カ国でもCOVID-19治療での使用が認められた。イギリスの集中治療室では、COVID-19患者に廉価のステロイド薬「デキサメタゾン」を投与している。

BBCのギャラガー保健・科学担当編集委員は、世界中の科学者が既存の治療薬をかき集めてCOVID-19への効果を試しているが、これまでに効果が認められたのはデキサメタゾンだけだと説明。また、新しい治療法にも注目が集まっているものの、新しいことは「高価」ということでもあり、誰がその治療を受けられるのかという疑問が出てくると述べた。


「今のWHOは信用出来るのか?中国のワクチンの販売促進策か?」などの意見がありますが、一般的に言ってポジティブデータとネガティブデータが併存する場合、ほとんどの場合はネガティブデータが正しいと思います。BBCの編集委員がコメントしているように、これまでに効果が認められたのはデキサメタゾンだけです。

トランプ大統領は、デキサメサゾンだけが効いたか、新しい抗体医薬が効いたか、あるいは劇的大逆転を狙ったフェイクだったか、、、、。

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