「備蓄米放出で倉庫会社廃業を検討」という話

【独自】備蓄米放出で倉庫収入消失 月4億6千万円、廃業検討も
以下は、記事の抜粋です。


政府備蓄米の大量放出によって、倉庫会社が受け取るはずの保管料が1カ月当たり計約4億6千万円失われる見通しであることが6月1日、分かった。廃業を検討する事業者もあるという。61万2千トンと異例の規模の放出で全国に300ある備蓄倉庫の運営体制にほころびが生じている。

備蓄米は、政府が直接委託する事業者を通じ倉庫会社が管理している。備蓄米の適正水準は100万トンとされ、原則毎年20万トンを買い入れ5年間保管する。5年たつと飼料用などで販売する。

農水省によると、倉庫は、北海道や東北など東日本に多く所在する。備蓄米を扱う業界団体の全国定温倉庫協同組合によると、加盟は全国に112社。

政府は当初、原則1年以内で買い戻す前提だったが原則5年以内に延長。随意契約の放出分30万トンは買い戻さないため、これまでのような保管料を受け取るめどは立たなくなった。業界団体側は全国で東京ドーム約8個分の空きが生じると説明している。


知らなかったけど、「風がふけば、、、」みたいな話です。

「倉庫の所在地は『国家財産を保管する安全上の懸念』から明らかにしていない」そうですが、「天下り」とかの癒着がおこり易そうな仕組みだと思いました。

コメント

  1. 匿名 より:

    口開けてればお金が入ってくる構造にあぐらをかいていたツケですね。自業自得。

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