電気ウナギは電気を3通りに使って獲物をゲットする

電気ウナギは獲物の動きをリモートコントロールする
以下は、記事の抜粋とScience誌の表紙です。


1. 電気ウナギは連続放電の前に2-3発の短い放電を行う
2. 電気ウナギの1回の放電は獲物の筋を1回収縮させる
3. 2-3発の放電によって獲物の身体が動くと、電気ウナギは連続放電を開始する
4. 連続放電によって獲物の動きを停止しさせて捕食する

つまり電気ウナギは単に放電しているのではなく、「獲物を動かすための高圧放電」と「獲物を停止させるための高圧放電」を使い分けて狩りをしていることになります。弱い発電をレーダーのように使っていると言うことと合わせると、獲物を捕えるためになんと3種類もの発電方法を使い分けていることになります。


この記事、本当におもしろく書かれていますので、興味を持たれた方は是非元の記事をお読みください。以下、Science誌の論文と関連動画です。上の記事の著者も書いていますが、”We”でなくて”I”で書かれた論文を久しぶりに見ました。

The shocking predatory strike of the electric eel

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