日本の社会は、第二次安倍政権下でどう変化したか

【総選挙2014】首相が「どの論点を避けているか」にも目を向けてみる
著者の山崎氏が指摘する「変化」を一部紹介すると、


●人種差別や民族差別など、偏見と差別を堂々と主張する攻撃的・排外的な言説(いわゆるヘイトスピーチ)が増え、ネット上だけでなく路上でも公然と叫ばれるようになった。

●特定の国を名指しして国民や慣習を貶め、その国の前途が悲観的・絶望的であるかのように描いた本が数多く出版され、書店の目立つ場所に並ぶようになった。

●「日本」や「日本人」を礼賛する本やテレビ番組が急激に増加した。


私も同じことを感じていました。

私は、同じ人種や民族の中の個人差の方が、異なる人種や民族の間の平均的な差よりも圧倒的に大きいと思っているので、例えば三ノ宮などの書店の店頭に上記のような本が並んでいるのを見るとものすごい違和感を感じます。

近隣の国の場合、太古からの歴史を考えれば、DNAは我々と極めて近いのは誰でもわかるはずなのですが、「ノーベル賞は日本人だけ」みたいな話が多いのには驚いてしまいます。日本が山崎氏が懸念するような方向にずるずると進まないことを祈ります。私は決して民主党を支持していませんが、枝野氏が言うように、今の政治情勢では「棄権は安倍政権の信任そのもの」だと思います。

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