チッタゴン スナップ その2

バングラディシュの人口は、1億6千万人以上(世界第7位)だと推定されています。しかも、かなりの速度で増加中です。これだけの人口が面積 14万7,570km2(北海道の約1.9倍)の土地にすんでいます。都市国家を除けば世界一の人口密度です。

バングラディシュには、ZARA や H&M といった日本でもおなじみの欧州アパレルブランドの生産委託工場が集積しており、アパレルが全輸出額の80%近くを占めています。バングラディシュ第2の都市、チッタゴンの人口は約500万ですが、人口約1500万の首都ダッカに港がないため、ほぼすべてのアパレル製品はチッタゴンから船で欧米に向けて輸出されています。ユニクロはこの流れに追従しただけです。

下の地図はチッタゴン医科大学の位置を示します。

チッタゴン医科大学の内科への入院患者についての2001年からの統計(上)。拡大すると、マラリアが激減していることや、”Others”が激増していることがわかります。最初に訪問した学長室で出されたお菓子、バングラディシュ特産の短いバナナとクラッカー(下)。

附属病院見学が終わって、学長室で出されたランチボックス(上)。下はフタを開けた状態。3日とも同じものでした。4日目は”Student Cafe”に行きました。

ランチボックスの中身を出した状態(上)。カレー、チキンの唐揚げ、野菜の煮物、漬物、チリソースと辛くない焼飯が入っています。学長さんは焼飯も紙皿に移して、上手に右手で食べていました。下は口直しに出て来たいろいろなハーブやスパイスを葉っぱで包んだもの。日本人は皆苦手でした。附属病院の入り口。

附属病院の外来で入手できる薬の一覧(左)。各種抗生物質、アトルバスタチン(リピトール®)、アムロジピン、カルベジロール(アーチスト®)、クロピドクレル(プラビックス®)、ドンペリドン(ナウゼリン®)、カプトプリル、ハロペリドール、リスぺりドン、ラニチジン、サルブタモールなどがあります。附属病院の入り口(右)。

病院の入り口から病院長室まで。病院長は軍服姿です。

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