インフルエンザウイルスの中に絶滅したものがある可能性、新型コロナウイルス感染対策の影響か
以下は、記事の抜粋です。
新型コロナウイルス感染症への対策が徹底されたおかげか、インフルエンザの症例が激減していることが報告されています。研究者によると、中でも2種類のインフルエンザウイルスについては1年にわたって報告がなく、絶滅した可能性があるとのことです。
「インフルエンザウイルス」は「A型」「B型」「C型」に分けられます。「A型インフルエンザウイルス」はさらに、タンパク質「ヘマグルチニン(HA)」と「ノイラミニダーゼ(NA)」の組み合わせで亜型(subtype)に分類されます。近年よく流行しているのは「H1N1」と「H3N2」で、これらはさらに細かく分岐群(clade)に分類されます。一方、「B型インフルエンザウイルス」は、「B/Victoria(ビクトリア系統)」と「B/Yamagata(山形系統)」の2つに分けられます。
科学系ニュースサイトのSTATによると、「H3N2」の分岐群の1つ「3c3.A」と「B/Yamagata」が、2020年3月以降検出されていないとのこと。このことについて専門家は、「検出されていない」からといって絶滅したとは言い切れないものの、絶滅の可能性はあるとコメントしています。
インフルエンザワクチンが絶滅するほどの手洗いやマスクやソーシャルディスタンスを乗り越えて感染が拡大するコロナとは、、、このままコロナの感染が続いたら、インフルエンザはすべて絶滅するかも。
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