科学・技術・文化

教育・研究・大学

お知らせ

神戸大学から3月18日に「お知らせ」が出ていました。 この中の「遺伝子組換え実験に関する教員の懲戒処分について」に、「(2) 処分理由概要」と「2の (2)『処分理由概要』の補足」とがあります。「補足」のタイトルはなぜか太字で、処分は「補足...
教育・研究・大学

拡散防止措置チェックリスト

文部科学省は、「ライフサイエンスの広場」で、遺伝子組換え実験のための「拡散防止チェックリスト」を紹介しています。P1レベルとP1Pレベルの実験室についても、遵守事項がわかり易く書かれています。 これらの遵守事項を守るために神戸大学では、下の...
科学・技術・文化

培養細胞は「生物」?

遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律(カルタヘナ法)では、「遺伝子組換え生物等」を定義しています。そこでは、以下のように、ヒトや動植物の培養細胞は、「生物」とは定義していません。定義は、我々の感覚ではなく、あ...
生活・社会・政治

イカナゴ

今年は、イカナゴ・シンコが不漁みたいです。 イカナゴは、スズキ目イカナゴ亜目イカナゴ科に属する魚で、沖縄を除く日本の沿岸に広く分布しています。兵庫県では、淡路島の播磨側の「鹿ノ瀬」などの砂地に住んでいます。しかし、このあたりでは、海底の砂を...
教育・研究・大学

文部科学省の来訪について

今日は、文部科学省から人が来られました。3月4日に以下のようなメールがありました。(一部文字を〇あるいはXに変更) 【至急】「遺伝子組換え実験の不適切な使用」に係るフォローアップ文部科学省の来訪について 教育研究分野等代表者 殿 〇〇課〇〇...
医学・医療・健康

iPS細胞から育てたマウス、1年後に6割発がん

「これまでは半年で約2割が発がんすると報告していた。さらに時間をかけて調べたところ、作製の1年後、発がん率は3倍に高まったという。「c-Myc」というがん遺伝子を除く3遺伝子で作ると、マウスはほとんどがん化しなくなったが、iPS細胞由来の遺...
医学・医療・健康

かぜ(風邪・感冒)

風邪をひきました。 風邪の原因の8割以上はウィルスによると考えられていますが、インフルエンザウィルス感染の初期を除いて、対症療法が一般に行われています。風邪をひいて医院に行くと、解熱薬や抗ヒスタミン薬を含んだ総合(複合)感冒薬が良く処方され...
医学・医療・健康

認知症

最新号のビッグコミックオリジナルで、黄昏流星群を読みました。引兼憲史の作品ですが、島耕作シリーズと違って、それぞれ登場人物が異なる短編コミック集です。 今回の短編では、レストランの厨房で働く中年の女性が主人公です。彼女はずっと独身でしたが、...
医学・医療・健康

ドパミン受容体

約30年前に研究を始めたとき、ドパミンという神経伝達物質に興味を持ちました。 パーキンソン病のモデルマウスに新しいドパミン様薬物を投与して、まったく動かなかったマウスが走り回るのを見て感激したのを思い出します。 臨床は、精神科をやっていまし...