dual-use codons (“duons”)、写真撮影による記憶減殺効果

新たな遺伝コードを発見、遺伝子制御に関与か 国際研究
はじめは”udon”かと思いました。記事を読んでもイマイチ良くわからないので、元論文のアブストラクトをみました。元論文のタイトルは、”Exonic Transcription Factor Binding Directs Codon Choice and Affects Protein Evolution.”です。内容は、これまでアミノ酸を決めているだけだと思われていたヒト遺伝子のコドンの約15%が転写因子の認識部位も兼ねていたという話です。著者らはこのようなコドンを dual-use codons (“duons”)と名づけています。どれほど重要な発見かはまだわかりません。

書いた後でduonについての詳しい日本語記事をみつけました(記事をみる)。


写真を撮るほど記憶が薄れる「写真撮影減殺効果」を確認
元論文のタイトルは、”Point-and-Shoot Memories: The Influence of Taking Photos on Memory for a Museum Tour”です(論文要旨をみる)。写真を撮ってしまうと、その対象に対する記憶が薄れてしまうのは常々感じていました。ただ、この論文は博物館の展示品についてですので、食べ物の場合は結果が変わるような気もします。特に、「被写体の特定の部分をズームアップして撮影した場合は、ズームした部分だけではなく、写真のフレームに収まらない部分についての記憶も残っていた。」というのは食べ物には当てはまらないと思います。

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