「動脈硬化性疾患予防ガイドライン」2022年版では、運動以外にも、避けるべき生活習慣(姿勢)について言及された。どのような姿勢を避けるべきか?
以下は、記事の抜粋です。
解答はこちら
座位や臥位
解説はこちら
●座位行動時間を減らすことに動脈硬化性疾患の予防効果があるかもしれない。
●「座位および臥位におけるエネルギー消費量が1.5METs以下のすべての覚醒行動」を座位行動と定義し、これが増加すると総身体活動量とは独立して様々な影響をきたしうる。
●座位時間が長いと、糖尿病や心疾患、脳卒中の発症や心血管疾患死亡、総死亡の有意な増加と関連し、用量反応関係が認められるという報告が多数ある。
●予防効果のためのカットオフ値についてはまだ不明であるが、座位行動の総時間数を減らすこと、長時間の座位行動持続を避けることで動脈硬化性疾患の予防が期待される。
元気そうな中高年が電車で座るのは健康に良くないという事実をもっともっと大々的にアナウンスして欲しいと思います。
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