太った中高年女性には席を譲らない方が親切

Brief periods of standing, walking tied to better blood sugar
以下は、記事の要約です。

糖尿病リスクの高い22名の過体重閉経女性を対象にした試験で、7時間半ずっと座っているグループと、同じ時間の間に30分の座位と5分の立位を繰り返すグループと、30分の座位と5分のトレッドミル歩行を繰り返すグループの3つに分けて、血糖値を調べたところ、坐位の値と比べて，坐位＋立位で34%，坐位＋歩行で28%の減少が認められた。

ということで、立っているだけで、歩かなくても糖尿病の予防になるという結論です。歩き方が遅いので、立っているだけと差が出ない可能性もありますが、座り続けるよりは、時々でも立つ方が健康には良さそうです。

元論文のタイトルは、”Breaking Up Prolonged Sitting With Standing or Walking Attenuates the Postprandial Metabolic Response in Postmenopausal Women: A Randomized Acute Study”です（論文をみる）。

「原則として、太った中高年女性には席を譲らない方が親切」という記事だと理解しました。