オスプレイについての解説

Yahoo知恵袋の「オスプレイ。。。何のためにそんなに日本に配備したいのですか?尖閣の問題でアメリカはどちらの見方もしない!と冷たく言われました。こんな時こそオスプレイでしょ?じゃ、いつ使うの?」という質問に、某重工業技術者のmaiha_katsumiさんというIDの方が回答されています。そこに、オスプレイについてのわかりやすい解説があったので、以下に抜粋して紹介します。


海兵隊のCH-46が、古くなって来て、これから事故が増えそうなので、新しくしたかった。たまたま空軍特殊部隊用のCV-22が事故を続けてしまい、海兵隊のMV-22とちょと違うんだけど、反基地左翼には、その差が理解できないので、危険とレッテル貼られてしまって、マスコミも騒いじゃった・・・ てな感じでは?

実際には、CH-46の老朽化と、アメリカ海兵隊はローテーションで任地が変わり、訓練も各地で行うので、機種を統一しないと効率が悪いし事故が増える為です。それに、沖縄に配備予定のMV-22の事故率は非常に低いです。空軍特殊部隊用のCV-22が、危険な任務をするので訓練環境が厳しく事故が多いだけです。

使い道ですが、普通に今までどおりに海兵隊が訓練で使うだけです。実際には強襲揚陸艦に搭載して使うので常に普天間に居るわけでは有りません。

米国がやる気なら、オスプレイ数機で海兵隊員を運ぶ様な、ちまちました事などせずに、強襲揚陸艦で乗り付けて、一気に要塞化しちゃいます。先に中国軍が上陸していても、米軍なら、ありったけのミサイル打ち込んでから、戦術輸送機と特殊作戦支援輸送機を使って、榴弾砲や対空ミサイル・空挺戦車などあらゆる兵器を空中投下して一気に制圧出来る能力が有ります。

オスプレイは武器がないので、制空権下で無いとやられちゃいますし、携帯式対空ミサイルでも撃墜されちゃいます。

それにオスプレイって、重い物運ぶ時には、キャビンに積んだ場合は垂直離着陸ができませんので滑走路の無い尖閣諸島には降りれませんし、機外に吊り下げた場合はヘリモードでしか飛べず、尖閣諸島まで飛べません。

なお、オスプレイが有ると沖縄県は離島の急病人の迅速な搬送と災害派遣に有効ですので、民間機仕様かAW609が型式証明されれば導入したほうが、離島の県民の為と思うのですが・・・

http://members2.jcom.home.ne.jp/nishikawaw/aw609paris.htm


オスプレイ(osprey)は、ミサゴというタカ科の鳥です。

CH-46は、近々生産が終了する1960年生まれのヘリコプターです。

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