以下は、記事の抜粋です。
米国ではますますオフィスでのイヤホンが慣習になりつつある。イヤホンなどの使用を禁止する雇用主も少ない。仕切りのないオープンスペースのオフィス内で、従業員がいくらかプライバシーを保つための手段として容認しているのだ。
ただ、マサチューセッツ工科大学のロバート・デシモン氏によると、音楽を聴くことで集中力が高まるという考えの根拠となる研究はほとんどないという。
台湾で実施された規模の小さいいくつかの研究の1つによると、歌詞のある音楽を聴くことと、集中力テストの低い点数の間に関連性があるという。この研究は102人の大学生を対象に行われ、雑誌「Work」に今年初めに掲載された。また別の研究では、ヒップホップを聴きながら読解力テストを行うと、点数が著しく悪くなることがわかった。
3番目の研究は、台湾の輔仁カトリック大学の研究者らが19~28歳の学生89人を対象に実施したもので、これによると、音楽に対して強く好き嫌いの感情を抱いている人は自然と音楽に注意が向き、集中力が落ちるという。
神経科学者によると、会社で書類の読み書きをする場合に歌詞付きの曲を聴くのは効率的ではない。オフィスでは、読んだり書いたりする際に歌詞付きの曲を聴いていると、脳の言語をつかさどる領域に過度に負荷をかけてしまい注意力散漫になり得ると、神経科学者らは指摘する。
ただ科学者らは、音楽に対する反応には個人差があると言う。一部の人にとっては、歌詞のない慣れ親しんだ曲は、同僚らの大声を遮断する雑音ブロッカーとして有効な場合もあるという。
しかしヘッドフォンやイヤホンは同僚の怒りを買う場合もある。2010年に1400人の最高情報責任者(CIO)を対象に実施した調査によると、ヘッドフォンなどの使用はオフィスでのエチケットに関わる重要な問題だと認識されていた。
私の研究室でも実験をしながらイヤホンをして外部からの雑音を遮断している人がいます。話しかけてもすぐに反応してくれませんが、私はCIOのようにエチケットに関わる重要な問題だとは思っていません。
昔から「ながら族」というのがあって、ラジオを聴きながら中学生や高校生が勉強することは一般的でした。これで効率があがるとは考えていませんでしたが、机の前に座っている時間を延ばす効果はあったと思います。
上の記事によると、歌詞のある音楽を聴くことは仕事の効率を下げるようです。仕事の効率を上げたい人は、歌詞のない音楽か歌詞が気にならない音楽を選択すべきなのでしょう。
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