以下は、記事の抜粋です。
コレステロール値が高く「高脂血症」と診断された人は、高脂血症ではない人に比べ、脳卒中で入院した際の死亡率が約半分と低かったとの分析結果を大櫛陽一・東海大医学部教授(医療統計学)らがまとめ、6月28日発表した。日本脳卒中学会の機関誌に論文が掲載された。
社団法人「日本脳卒中協会」のデータを利用。98年から07年までに脳卒中で入院した患者約4万8000人について、高脂血症の有無と入院中の死亡率を分析した。
脳卒中の一種の脳梗塞では、高脂血症のない約9900人の約5.5%が死亡した一方、入院時に高脂血症と診断されていた約2300人の死亡率は約2.4%だった。脳内出血では高脂血症のない約2800人の死亡率13.4%に対し、高脂血症の約440人は6.3%。クモ膜下出血では高脂血症のない約1300人の死亡率は約17.3%で、高脂血症の約110人は6.3%と約3分の1だった。
日本動脈硬化学会の高脂血症の診断基準は「LDLコレステロールが血液1デシリットル中140ミリグラム以上」など。大櫛教授は「コレステロールは血管の材料になるので、高い方が血管の状態がよかったのだろう」と話している。
論文を読もうと思って日本脳卒中学会のHPに行ってみましたが、和文誌にも英文誌にも当該論文はまだ掲載されていません。たぶん、オンラインにアップされるのが遅いのでしょう。論文のタイトルを知りたかったのですが、残念です。
「高脂血症」と診断された人は医者にかかっているはずですが、「高脂血症のない人」には医者にかかっておらず、検査すら受けたことのない人が含まれているのではないでしょうか?いずれにしても、このような研究では「高脂血症の人の方が死亡率が低い」という仮説を証明することはできません。
とんでもない話が新聞に掲載されることは良くあるので驚きませんが、こんな論文が日本脳卒中学会の機関誌に掲載されるのには少し驚きました。
以下は、記事の抜粋です。
電子レンジのマイクロ波が当たると高温になる紙パックに、切り身魚を入れる。約3分間加熱すれば、焦げ目の付いた焼き魚が出来上がる。小林製薬の「チンしてこんがり 魚焼きパック」は昨年9月の発売以来、今年5月までの販売個数が200万個(出荷ベース)を突破し、3億5千万円を売り上げた。1パックで2回使えるほか、捨てるだけで後片付けも要らない。小さなヒット商品は、社員のちょっとしたひらめきから生まれた。
紙パック内の上下にあるアルミで特殊加工したシートが、電子レンジのマイクロ波によって200度前後まで発熱し、挟み込んだ切り身魚を加熱する。500ワットの出力で塩サバや塩ザケなら3分20秒、サンマやアジの開きなら2分40秒で焼き上がる。焼き上がった身がシートに付くこともあるが、油や酢を塗ればはがれやすくなる。シートに使われるアルミは薄く加工されており、加熱時に火花を散らす危険性はない。
当初、想定した購買層は自宅にグリルのない単身者や、焼き魚を調理した後の片づけに不満を感じる30~50代の主婦だった。しかし、ふたを開けてみると、「火をつけているのを忘れて焦がしてしまう心配がない」との理由で高齢者の人気が高かった。切り身魚を取り扱う業者から「販売促進につなげたい」といった引き合いが舞い込むなど、反響は予想以上に広がった。
4パック入りで315円。1つ約80円。今年3月には、一度に2枚の切り身魚が焼ける大判タイプと、同じ要領で鶏の空揚げが調理できる「チンしてこんがり から揚げパック」も販売。売り上げは好調という。
早速、やってみました。これで、老後も安心して焼き魚が食べられそうです。
箱と中身です。下はノルウェー産の塩サバを乗せたところです。
使用前とレンジ600Wの2分後です。なかなか美味しくできました(^-^)V
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