日本でゴキブリの新種3種が見つかる、保護へ
以下は、記事の抜粋です。
日本に60種ほどいるゴキブリ。人家に姿を現すのはわずかで、ほとんどの種は自然界で朽ち木などを食べて生きている。2020年11月と2021年6月、日本産のゴキブリの新種が3種も立て続けに発表された。磐田市竜洋昆虫自然観察公園の柳澤静磨さんが法政大の島野氏らと共同で研究して発見した。
3種とも“ 美麗種”とされるルリゴキブリ属で、大きさはそれほど違わないが、上翅に特徴的な模様がある。与那国島のウスオビルリゴキブリ、奄美大島などに生息するアカボシルリゴキブリ、宮古島のベニエリルリゴキブリの3種。ウスオビとベニエリは絶滅のおそれがあるため、「種の保存法」に基づく緊急指定種に指定され、捕獲・殺傷・販売などが制限された。
「ゴキブリは嫌われていますが、生態系の一つのピースであって、分解者として重要な役割を担っています。自然を保護するには、生態系を広くとらえて保護することが必要です」と柳澤さんは話す。柳澤さんは自らを「ゴキブリスト」と呼び、自宅で国内外産の50種ほどを飼育している。自宅で繁殖を始め、2018年からは職場の昆虫館でゴキブリ展を開催。そこでは50種ほどを展示し、アイドルグループさながらに「GKB48総選挙」を実施して来館者に「推しゴキブリ」を選んでもらっている。「よく見てもらって、おもしろい種類がたくさんいることを知ってほしい」と言う柳澤さんは、来年の展示に向けて構想を練り始めている。
私は、クロゴキブリとチャバネゴキブリの2種しか知らなかったので、日本にゴキブリが60種も住んでいることにまず驚きました。
アース製薬のホームページによると、ゴキブリの生態は、
- 集団で群居し、夜行性。
- 暗くて暖かく、狭い場所を好む(テレビ、電話などの電気製品の中にいることもある)。
- 大変な雑食性。食べかす、壁紙や本の表紙、仲間の糞(フン)などあらゆるものを食べる。
- 繁殖力が非常に高い。
これらが60種のゴキブリすべての種にあてはまるかどうかは分かりませんが、飼育や繁殖は簡単そうです。“美麗種”なら飼ってみても良いかもしれません。
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