神戸新聞の記事によると、「神戸大の太田和良幸理事は問題発覚から処分まで時間がかかった点について『確認することが多かった』と説明。」とあります。
私は、2008年4月1日から、実験を禁止され、学生を他の分野に異動され、研究費も留保されていました。処分がなかなか決まらなかったため、実質的停職状態が11ヶ月以上続きました。
この間、神戸新聞と同じ質問、「調査が長期間を要した理由は?」を学長と評議会の下に設けられた懲戒処分の調査委員会に問い続けてきました。しかし、神戸新聞に対して太田理事がされたような説明は、聞いたことがありません。
調査委員会がどの程度活動していたのかを確認するために、2009年1月7日、①「2008年5月7日に調査委員会が設置されてから今日までの間に同委員会が開催された回数及びその日時を明らかにしてください。」また、②「医学研究科から調査委員会に提出された資料の写しをご郵送ください。」との申入れを行いましたが、その返答も、まだ得ていません。一昨日の評議会での弁明のときにも質問しましたが、回答する必要はないと言われました。
2009年3月17日に渡された処分説明書の内容は、2008年5月に文部科学省に報告した内容とまったく変っていません。新聞報道にも何も新しい事実はありません。この10ヶ月間、何をそんなに多く確認したのでしょうか?
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