副作用が新たに見つかった有名薬、54種類全実名リスト 中止しないでください!

副作用が新たに見つかった有名薬、54種類全実名リスト
以下は、記事の抜粋と実名リストです。


一般に医療用医薬品の副作用は「医薬品添付文書」でチェックできる。問題は、薬の発売後に新たに発覚して「追加」として記載される副作用が多いことだ。

発売後に薬を処方した患者に副作用が出たら、その薬を製造した製薬会社や医師などが厚労省所管のPMDA(独立行政法人医薬品医療機器総合機構)に報告する。ここが医薬品と副作用の因果関係などを精査し、製薬会社への照会などを経て、厚労省が「医薬品添付文書の改訂」を製薬会社に指示する。だがこの情報がなかなか患者に届かないことが問題視されている。

そこで本誌・週刊ポストは、国内の売上高上位100薬品(2016年度決算・日刊薬業調べ)と、高齢者の使用頻度が高い薬のうち、この4年間で副作用が「追加」された薬54種類をリストアップした。表で紹介しよう。


副作用のない薬はありません。あるとすれば、それは効果がない薬です。効果のある漢方薬にも副作用(有害作用)があります。逆に言えば、良く効く薬には必ず副作用があります。それでも薬が処方されるのは、その副作用によるリスクを上回る患者さんの利益(ベネフィット)が期待できるからです。そうでなければ、医師は薬を処方すべきではありません。

従って、患者さんは、自分が飲んでいる薬にどのような副作用があるかを知ることは重要です。しかし、上の表は、あたかも新しく追加された副作用の方が、これまでの副作用よりも重要であるかのような誤解を与えます。これはまったくの逆で、新しく追加された副作用の頻度は、既に書かれている副作用の頻度よりも圧倒的に低いことがほとんどです。

また、この表に載っている高血圧、糖尿、脳卒中などの薬物は重要なものが多く、急に中止することで、死に直結することも十分あり得ます。重症の場合は、副作用で亡くなる確率よりも薬物の中止で亡くなる確率の方が間違いなく高いです。このような記事を読んで、重症の患者さんが服薬を中止して亡くなった場合、週刊ポストは責任をとってくれるのでしょうか?

 

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