銀杏の食べ過ぎに注意!ビタミンB6欠乏症の症状が出ます!

銀杏の食べ過ぎに注意!死亡例も
以下は、記事の抜粋と動画です。


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秋の味覚・銀杏(ぎんなん)がおいしい季節。しかし、食べ過ぎには注意が必要だ。銀杏を食べすぎると死亡することもある。

実は、過去に銀杏の食べ過ぎによる死亡例が2件報告されていた。食べ過ぎると頭痛や吐き気、嘔吐、けいれんがおこる。では一体、何個以上食べたら中毒になるのだろうか。子供では、一番少ない例で7個で中毒になったという報告があるという。

中毒時に食べた個数は小児で7個から150個。成人では40個から300個とかなりの個人差があるが、これは日常のビタミンB6摂取量の違いが関係しているといわれている。とにかく、銀杏を食べて“吐き気”や“めまい”等を感じたら、まずは病院に行くことが大切だ。


上の記事にあった銀杏を食べると神経症状が起きる理由ついての説明は、わかり易くないので省きました。以下は、「調味料の百科事典」というの記事からの抜粋です。


銀杏中毒を起こす原因は、 微量ではあるものの銀杏の中に含まれている 「ギンコトキシン (4-0-メチルピリドキシン) 」 です。

この 「ギンコトキシン」はイチョウが精製する所謂「神経毒」でして、ビタミンB6に拮抗して働きを阻害し、「グルタミン酸」と言う興奮性の神経伝達物質を分解できなくしてしまうために、神経の伝達系統に異常を起こさせ、痙攣などのてんかんの発作のような症状を引き起こします。この神経系統に異常が起きるため、吐き気や目まい、酷くなると呼吸困難や不整脈、痙攣などを起こします。


記事では、銀杏がかなり怖い食べ物のように書かれていますが、銀杏中毒報告数の70%ぐらいが5歳未満の小児だそうです。大人は気を付けて食べ、子供は食べるのを控えるのが無難だと思います。

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