以下は、記事の抜粋です。
中東の砂漠地帯。砂で汚れた太陽光パネルの上を、自動清掃ロボットが素早く動いている。開発したのは香川発の大学ベンチャー(「未来機械」)。砂塵による発電効率低下に悩む中東の救世主に。主な取引先は中東地域の電力公社など。
広大な砂漠を利用したメガソーラーの建設が相次いで計画されている。しかし、雨が降らず、砂ぼこりがパネルに積もる砂漠地域では、1カ月間でも放置すれば発電効率が10~15%も低下する。
人手による砂漠でのパネル掃除は困難を極める。広いもので東京ドーム10個分にも及ぶメガソーラーの清掃には多大な人件費がかかる。
その点、未来機械のロボットは1回の充電で2時間稼働し、ロボットに内蔵するブラシが回転し砂を外にはじき出す構造で、水を使わないでよい点が画期的だ。人手の清掃と比べて総コストは5分の1だ。
未来機械は2013年にロボットを開発。サウジアラビア、アラブ首長国連邦、カタールの3カ国で2年間の試験運用を経て、精度を高めてきた。2017年から本格量産を始める。
実際にロボットが動いている動画も以下の「未来機械」のサイトに掲載されています。https://www.miraikikai.jp/products
上の記事をみると、「未来機械」という会社は極めてオリジナルであるような気になりますが、シンフォニアテクノロジーというもっと大きな会社も自律走行で太陽光パネルを清掃するロボットを作っています。こちらは洗浄水をつかうようですが、1度の充電で5時間働くそうです。おそらく、「未来機械」のロボットは水を使わないところがユニークなのだと思います。
また、砂漠では水を使わないことが重要だとは思いますが、水を使わないでブラシで砂を吹き飛ばしただけだと、掃除が住んだばかりの近隣のパネルの上に砂が飛んで行くのではないかと思いました。そうならない特別な工夫があるのでしょうか?
下の写真は私の家にある唯一のソーラーパネルを真上からみた写真です。鳥の糞がこびりついています。ロボットが欲しいです。
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