以下は、記事の抜粋です。
HPV(ヒトパピローマウイルス)は性行為などで感染します。ワクチンは子宮頸がんを予防する狙いで日本でも接種されていますが、副反応の懸念から積極的な接種勧奨を差し控えられています。最近になって、アメリカがん協会から新たなガイドラインが提示されました。
日本で現在使われているHPVワクチンには、2種類のHPVを予防する2価ワクチン(商品名サーバリックス)と、4種類のHPVを予防する4価ワクチン(商品名ガーダシル)があります。9価ワクチン(商品名ガーダシル9)も、アメリカなどではすでに承認されています。
アメリカがん協会は、HPVワクチンを接種するべき人の条件を検討し、以下のようにガイドラインを更新しました。
●11歳から12歳の間に、全員にHPVワクチンの接種を始めるべきである。ワクチン接種は9歳から始めてもよい。
●女性のワクチン接種は2価HPVワクチン製剤、4価HPVワクチン製剤が使用可能な限り勧められる。9価HPVワクチンも勧められる。
●男性のワクチン接種は4価HPVワクチンが使用可能な限り、また9価HPVワクチンが勧められる。
●ワクチン接種は、以前にワクチンを接種していないか、3回接種を完了していない13歳から26歳の女性と13歳から21歳の男性にも勧められる。
●22歳から26歳の男性はワクチン接種してもよい。
HPV感染を性感染症として捉えなおしたということだと思います。記事にも書かれていますが、性感染症の原則は男女同時に予防・治療することです。女性だけに接種を勧めていたことから比べると、より原則にかなったガイドラインに変わったと言えます。
副反応に対して十分警戒するのはもちろんですが、製薬会社が金儲けのためだけにHPVワクチンを広めようとしているというような議論ではなく、より建設的な議論を進めてほしいと思います。このままでは、世界の子宮頸がん患者の大半が日本と発展途上国で占めるられることになるかもしれません。
コメント
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「副反応に対して十分警戒するのはもちろんですが、製薬会社が金儲けのためだけにHPVワクチンを広めようとしているというような議論ではなく、より建設的な議論を進めてほしい」
という点には同感です。
建設的な議論を進めるためには、複合汚染問題を視野に入れないとダメなのではないかと個人的には考えています。普段から、飲食物には注意していて、リーキーガット症候群に陥っていなければ、いわゆる自己治癒力は、そこそこ働いているようですし、実際、アメブロなさっているルオント先生も身体因から見てデトックスを徹底するとHIVワクチン副作用から脱する方向に改善できることを確認なさっています。常に、心因、身体因の両面から病態を観察し、「病者が悪い」という決めつけをやめ、病者を病気に追い込んでいるDVオヤジあるいはDV婆(←いずれも加害者型PTSD)がいないかをチェックして、病者の安全確保を進めることがポイントになるでしょう。
ワクチンについては、安全性を高めるためには、不要な不純物を減らしていく努力が求められると考えます。
いつも記事をありがとうございます。