憲法は選挙の争点だったし、野党共闘は大成功だった。

改憲勢力3分の2超に、それでも大健闘だった民進党
以下は、記事の抜粋です。


開票日の記者会見で岡田代表が、「憲法の争点を隠すなど(与党は)逃げて逃げて戦いになっていなかった」と述べたが、そうだったのだろうか。

確かに、与野党が激突するような論戦はなされなかった。だが朝日新聞の出口調査によれば、投票に当たってもっとも重視した政策課題は、1位が「景気・雇用」の28%、2位が「社会保障」の15%、3位が「憲法」の14%となっている。4位の「子育て支援」の13%よりも「憲法」が上回っているのである。新聞各紙も「3分の2」問題を積極的に報道していた。改憲がここまで選挙の焦点になったことは過去にはなかった。

3年前の参院選では、31ある1人区で自民党の29勝2敗という完勝だった。だが今回は32ある1人区の勝敗は、自民党の21勝11敗だった。1人区で9議席も増やしたのだから、大健闘というべきだろう。参院選は、政権選択選挙ではない。したがって、弱小野党同士がいくつかの違いを残しても選挙協力をするというのは、あり得ることである。結論から言えば、民進党は想定された以上に健闘したというべきだろう。


私も「憲法」や「改憲」は、与党と野党の間で議論はされなかったが、選挙の争点になったことは間違いないし、ほとんどの人は「憲法」を念頭に置いて投票したと思います。

また、創価学会という宗教団体丸抱えの公明党と共闘している自民党が、民進党と共産党の共闘を「野合」というのは、「目くそ、鼻くそを笑う」だと思います。
今後の改憲議論の中で、その自民党と公明党の共闘が、野合だったかどうかがわかるのではないでしょうか?

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