新型コロナ、マスク着用で免疫向上?

新型コロナ、マスク着用で免疫向上? 「ウイルス量減で軽症化」あるのか
以下は、記事の抜粋です。


マスクに、別の利点があるかもしれない。マスク着用によって、害を及ぼさない程度の少量のウイルスにさらされ、免疫反応が誘発されると一部の研究者らは考えている。

未証明のこの仮説は、マスク着用が新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のワクチンを待つ人々に免疫を与える助けとなる可能性を示唆している。

8月に米医学誌「ニューイングランド医学ジャーナル(NEJM)」に掲載された最新の研究論文によると、マスク着用によって新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)への感染を完全に防げるわけではないが、吸入するウイルス量を減らせる可能性があるという。

論文の著者の一人、米カリフォルニア大学サンフランシスコ校(UCSF)のMonica Gandhi氏は、「今回の研究では、体内に入るウイルス量(接種量)が多いほど症状が重くなるという仮説の上で、マスクを着用すると吸入するウイルス量が減り、不顕性(無症状)感染率が上昇すると考えている」とAFPの取材に語った。

Gandhi氏によると、不顕性感染は白血球の一種のTリンパ球による強力な免疫反応と関連しており、これがCOVID-19に対して有効な可能性があるという。同氏は「マスク着用はある程度の免疫を提供し、ワクチンまでの『つなぎ』のような役割を果たせる可能性があると考えられる」と述べた。

同氏によるとこの仮説を検証するために複数の研究が着手されている。その中には、マスク着用を要請している都市で、症状の重篤度が低下するかどうかの検証も含まれているという。

だが、これに疑念を抱く専門家もいる。コロンビア大学Angela Rasmussen氏は「この考えの有効性は非常に疑わしい」という。新型ウイルスの場合、ウイルス量が少なければ症状が軽くなるかどうか、まだ分かっていないと同氏は指摘する。同氏は「これは興味深いアイデアだが、新型コロナウイルスに対する『予防接種』の一手段としてマスクを着用すべきだと主張するには、未知の要素が多すぎる」と述べている。


ニューイングランド医学ジャーナル(NEJM)に掲載されたMonica Gandhi氏の「論文」は自分たちが集めたデータに基づく研究論文ではなく、”Perspective”とよばれる「何かについての一つの考え方」みたいなものです(論文をみる)。上の記事でRasmussen氏が述べているように検証されたものではありません。日本ではマスクをしているヒトが多いので、この説ができれば本当だったら良いのにと思います。

壇上でマスクを投げるトランプ氏

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