ヒューイ・ルイス「僕にはもう音楽が聞こえない。音楽はもはや僕の人生の一部ではない」
以下は、記事の抜粋です。
ヒューイ・ルイス(Huey Lewis/76歳)は『Inside of You』の新しいインタビューの中で、自身が患うメニエール病によって「両耳がほぼ聞こえない状態」であるため、「僕にはもう音楽が聞こえない。音楽はもはや僕の人生の一部ではない。それを受け入れるのは本当につらいよ」と話しています。
メニエール病は、聴覚や平衡感覚をつかさどっている内耳の内リンパと呼ばれるところが、むくんでしまうことで引き起こされるもので、めまい、耳鳴り、耳閉感、難聴を起こす病気です。メニエール病の人のうち両耳の聴力を失うのは約15%にとどまるという報告もあります。
ルイスは長年にわたり「めまい発作」に悩まされた末、1990年代半ばにメニエール病と診断されました。ルイスは、異変に最初に気づいたのは約35年前だったという。当時、右耳の聴力を失い、医師だった父親の勧めで耳鼻咽喉科を受診しましたが、その医師から言われたのは「慣れるしかない」だったという。当初こそ不安を感じていたものの、やがてその状態に適応することができ、その後、25年間にわたって問題なくパフォーマンスを続けました。しかし、やがて「左耳も聞こえなくなり」、結果として「両耳がほぼ聞こえない状態」になってしまったという。
ルイスは、会話を理解する助けとなる人工内耳を装着しているものの、音楽を聴く際には、周波数や倍音、ハーモニクスがさまざまに入り混じるため、音程を把握することが難しいと説明しています。また、その人工内耳は人の話し声だけでなく、音楽の音も歪めてしまうという。
ルイスは「昔は音楽が本当に楽しいものだった。でも今、楽しめないことで結局フラストレーションを感じてしまう。あの温かみを感じることができないんだよ」と話しています。
ヒューイ・ルイス&ザ・ニュースで長年活躍したジョン・ピアースは現在、TOTOのツアーに参加しています。
「正直言って、僕もそうしたいよ。だから時々胸が痛むことがある。それに、もう音楽を楽しめないんだ。料理をしたり、家に人を招いて夕食をしたりするときは、いつも音楽をかけていた。古いビッグバンドやニューオーリンズ・ジャズの素晴らしいコレクションも持っている。でも今はもう全くかけなくなってしまった」
現在は新たな趣味としてフライ・フィッシングに出会えたことに感謝していると語っています。彼はよく一人で釣りに出かけているという。

“The Power of Love“, “The Heart of Rock & Roll“, “Do You Believe in Love“などなど、ちょうどカリフォルニアに住んでいたころに良くラジオから流れていました。「メニエール病の人のうち両耳の聴力を失うのは約15%にとどまる」…そんなに多くの人が聴力を失うとは知りませんでした。
と思って調べてみたところ、メニエール病によって「完全に両耳の聴力を失う」割合は極めて稀であり、数パーセント以下とされています。ただし、「両耳にメニエール病の症状(難聴や耳鳴り)が広がる」という意味での両側性移行(両耳の難聴)が起こる割合は、一般的に約10%〜30%です。との結果でした(ガイドラインをみる)。いずれにしても、好きなボーカリストなので、とても残念です。


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