甲状腺機能低下症は、診断されて薬を飲めば死に至る病ではない

いしだあゆみさん死去 甲状腺機能低下は女性に多い病気も死に至るのはまれ
以下は、記事の抜粋です。


「ブルー・ライト・ヨコハマ」などで知られる歌手で女優のいしだあゆみ(本名石田良子=いしだ・よしこ)さんが11日午前4時48分、甲状腺機能低下症のため都内の病院で死去したと3月17日、所属事務所が発表した。76歳。大阪府出身。昨年秋公開の映画「室井慎次 生き続ける者」などに出演し元気な姿を見せていただけに、突然の訃報に驚きが広がっている。

甲状腺機能低下症は、喉仏の下にある蝶のような形の甲状腺から出る甲状腺ホルモン作用が低下した状態。一般的に無気力、疲労感、むくみ、寒がり、体重増加、動作緩慢、記憶力低下、便秘などの症状がある。重症化すると傾眠、意識障害、心不全などを来す。

甲状腺疾患専門の金地病院(東京都北区)山田惠美子医師によると「診断されて薬を飲めば死に至る病ではない。死因となるのはまれ」という。もし、いしださんが急死であれば「診断がついていない状況だったのかもしれない」と指摘した。

甲状腺の機能を低下させる病気で多いのは、慢性甲状腺炎(橋本病)がある。その他、放射線治療やヨウ素の不足または過剰摂取も発症の原因となる。甲状腺刺激ホルモンを分泌する脳下垂体の機能に異常が生じた場合も甲状腺機能低下症を引き起こすことがある。

甲状腺の病気は特に女性に多く予防法は確立していない。山田医師は「健康診断では甲状腺機能低下まで検査しないことが多い。気になる症状がある場合は専門医の診察を受けてほしい」と話した。


私も山田医師と同様、「「診断されて薬を飲めば死に至る病ではない。」と思います。

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