レプリコンワクチン接種者の立ち入りを禁じると主張する医療機関には、接種していないヒトも立ち入らないようにしましょう。

新型コロナ定期接種、5社のワクチンで10月開始…レプリコンワクチン巡る誤情報や診療拒否に懸念も
以下は、記事の抜粋です。


新型コロナウイルスの定期接種については、5社のJN.1系統対応1価ワクチンを用いて、10月1日から実施することが決まったが、新たに加わるレプリコンワクチンを巡る誤情報の拡散や、それを根拠とした診療拒否の動きが出ているとの懸念が相次いでいる。

高齢者らを対象とする新型コロナの定期接種は、既に承認されているファイザー、モデルナ、第一三共、Meiji Seikaファルマ、武田薬品工業の5社が製造するJN.1系統対応1価ワクチンを使用し、10月1日から2025年3月31日まで実施する。高齢者の9割以上が初回接種(1~2回目の接種)を済ませていることなどから、定期接種においては初回接種と追加接種を区分しない。

5社のワクチンのうち、Meiji Seikaファルマの「コスタイベ」は、これまでの臨時接種では使用されておらず、新たに使用されることになる。PMDAの審査では、コスタイベの2価ワクチンはファイザーのコミナティと比較して、安全性に大きな差異はないと認められている。

ただ、このレプリコンワクチンに対しては、一部から安全性への疑念が示されているほか、接種者の立ち入りを禁じると主張する医療機関が出るなど、不安が広がっている。ネット上には「mRNAが増殖され続け、それら由来の成分は呼気や汗、排泄物にも排出される」などの言説もある。

順天堂大学の伊藤澄信特任教授は「接種局所の細胞でmRNAが増えることはあっても、レプリカーゼがないところで増えることはなく、呼気や汗に出てくるはずはない。」と懸念を表明。

厚労省は、診療拒否の正当性に関しては「個別に議論することになる」とした上で、知見や事実に基づく対応を促す姿勢を示唆した。

このほか、今夏にも多くの感染者が出たことから、秋冬の年1回としている定期接種の時期を見直す可能性を問う声が上がった。厚労省は「夏にも一定の感染拡大があったが、(秋冬の接種を決めた)前年度の議論の前提と大きく異なる状況にはなっていないと認識している」と答えた。


「増幅されたワクチンが他者に感染する」と考えているような非科学的なヤブ医者のクリニックや店には、レプリコンワクチンを接種したヒトだけではなく、どんなヒトも立ち入らないのが安全だと思います。

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