「三た論法」そのもの――エボラ出血熱 日本のインフル治療薬投与で治癒…フランス人女性が退院

エボラ出血熱 日本のインフル治療薬投与で治癒…フランス人女性が退院
以下は、記事の抜粋です。


フランス・メディアによると、同国のトゥーレーヌ保健相は10月4日、エボラ出血熱に感染し、日本の製薬会社が開発したインフルエンザ治療薬などを服用していたフランス人女性が治癒し、退院したと発表した。

女性はリベリアで医療活動中に感染。フランスに搬送後、富士フイルム傘下の富山化学工業が開発したファビピラビルなど、エボラ熱に対する承認を受けていない3種類の薬物で治療を受けていた。


「三た論法」というのは、「○○をし→ある病気が治っ→○○はその病気に効果があっ」と、「」を3つ重ねて推論する似非三段論法です。

「雨乞いをした→雨が降った→雨乞いが効いた」はだれも信じませんが、「オルニチンを飲んだ→朝が清々しくなった→オルニチンを飲むと朝から元気になる」を信じているヒトはかなりいそうです。

上の記事も同じです。しかも3種類の薬物で治療を受けていたのにです。エビデンスが揃うまで騒がない方が良いと思います。

コメント

  1. うさ より:

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    希望の持てるNEWS(^_^)v
    使った、治った、効いた。薬のcatch phrase…なるほど…上手い!!!
    3た論法(*^^*)

  2. あ* より:

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    >うささん
    「三た論法」とは、
    「見た、来た、勝った」
    (vēnī, vīdī, vīcī)という
    [帝国主義]者の勘違いではありませんか?
    要するに、「無理を通せば道理が引っ込む」ということです。

  3. あ* より:

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    訂正です。
    「来た、見た、勝った」
    ですね。

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