慰安婦報道めぐり脅迫文 2大学に元朝日記者の退職要求
以下は、記事の抜粋です。
北星学園大に今年5月と7月、慰安婦問題に関する記事を書いた非常勤講師の元朝日新聞記者の退職を求め、応じなければ学生に危害を加えると脅す文書が届いていたことが捜査関係者への取材で分かった。
文書は学長ら宛てで、5月29日と7月28日に郵送で届いた。「元記者を辞めさせなければ天誅として学生を痛めつける」「釘を混ぜたガスボンベを爆発させる」などと書かれ、元記者や朝日新聞の報道を批判する内容。それぞれ数本の虫ピンが同封されていたという。9月中旬に「爆弾を仕掛ける」との内容の電話もあったという。元記者は91年8月、元慰安婦の証言を韓国紙などに先駆けて報じていた。
また、帝塚山学院大にも9月13日、慰安婦報道に関わった元朝日新聞記者の人間科学部教授の退職を要求する脅迫文が届いていたことがわかった。元記者は同日付で退職した。
府警や大学によると、法人理事長や学長らに宛てた封書が計4通届き、それぞれA4判2枚の文書に「辞めさせなければ学生に痛い目に遭ってもらう。釘を入れたガス爆弾を爆発させる」などと記され、釘1本が同封されていたという。元記者は韓国・済州島で女性を強制連行したと証言した吉田氏に関する記事を数本書いていた。
帝塚山がどうなっているのか知りませんが、教授の辞職というのは簡単にできるものではなく、多くの大学では教授会の承認が必要です。このような辞職をあっさりと認めた大学の対応にまず驚きました。
こんなことをして朝日新聞にダメージを与えられると考えるヒトがいるのにも驚きました。逆効果だと思います。
コメント