【スクープ】世界初の「線虫がん検査」、衝撃の実態

【スクープ】世界初の「線虫がん検査」、衝撃の実態
本ブログでは以前から指摘していますが、インチキの実態は想像を超えています。犯罪です。以下は、記事の抜粋です。ようやくメディアが取り上げてくれました。


「がんの早期発見ができるのは1、2年の間です。だから、がんリスクを早く調べてほしいのです!大勢の「線虫くん」がそう呼びかけるテレビCMを見たことがあるだろうか。

「どうやって?」俳優の仲間由紀恵さんが尋ねると、「線虫くん」は元気よくこう答える。「自宅から尿を送ってくれたら、くんくん、ボクらががんの人のおしっこを嗅ぎ分けます!」

線虫がん検査「N-NOSE(エヌノーズ)」
線虫という小さな生物を利用し、尿の匂いから胃がん、大腸がんなど15種類ものがんのリスクを一度に判定できる検査だ。「HIROTSUバイオサイエンス」社(本社・東京都千代田区)が2020年1月に世界で初めて実用化した。

少量の尿を提出するだけでよいという簡便さや手頃な価格、広告などでうたわれる高い精度が話題となり、すでに40万件以上が販売されている。スタートアップ情報プラットフォーム「INITIAL」の最新レポートによれば、HIROTSU社の評価額は1050億円。国内のスタートアップ企業の中で14位につけるユニコーン企業である。
同社、そして共同創業者でもある広津崇亮社長は、日経新聞をはじめとする新聞各紙や、『ガイアの夜明け』(テレビ東京系列)、『日曜日の初耳学』(TBS系列)、週刊誌『AERA(アエラ)』の連載「現代の肖像」など、数多くのメディアで取り上げられてきた。テレビCMには東山紀之さんら有名タレントを起用。仲間さんが出演する冒頭のCMは、6月から放映されている新作だ。

世界進出や上場に向けた準備も進めるHIROTSU社。しかし今、医療関係者の間で密かにささやかれていることがある。

“N-NOSEは怪しい。偽陽性や偽陰性の多い、問題のある検査だ。”

もしそれが本当なら、検査の高い精度を信じて利用した大勢の人々が、水面下で被害に遭っていることになる。被害の中には、命に関わるがんの見逃しも含まれるだろう。

NewsPicksは医療界やHIROTSU社の関係者らに取材を重ね、この疑義を検証した。徐々に浮かび上がったのは、まさに「虚飾」と呼ぶほかない、線虫がん検査の驚くべき実態だった。

INDEX
●WHO財団もサポート
●衝撃の学会発表
●がん患者10人、全員「陰性」
●体験者が語る「後悔」
●「科学的根拠」アピールで事業拡大
●職員も知らない「アルゴリズム」
●内部資料が明かす驚きの実態
●検査は「サイコロを振るようなもの」


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