18歳人口は急減している

余る大学、2040年に「240校」 想定超す少子化が迫る淘汰
以下は、記事の抜粋です。


少子化が教育界の予想を超す速さで進む。2022年生まれの日本人は77万747人で統計開始以来初めて80万人を割った。この子らが大学に入る40年の18歳人口も77万人と、中央教育審議会が18年に公表した推計を11万人下回る見通しだ。

22年に高校(全日制・定時制)から大学・短大・専門学校に進んだのは79万1千人で、40年も大学などが現状規模を維持すると18歳全員が進学しても2万人足りない。

大学進学者は進学率が中教審の予測した57%で44万人。留学生や進学率の大幅増がなく入学定員が現状のままだと19万人弱分、全約800校の平均定員で換算して約240校分が過剰となる。

見切りを付ける動きは相次ぐ。今春以降、恵泉女学園大、神戸海星女子学院大、上智大や龍谷大の短期大学部が学生募集をやめると公表した。

大学は国からの年1兆円を超す交付金や補助金などで支えられてきた。しかし社会保障関係費などの増加で国の財政に余裕は乏しい。

日本以上に少子化が深刻な韓国は、国が大学の教育研究の成果や定員充足率を評価して不振だと財政支援を削るなどし、15〜22年で入学定員の9%(約5万8千人)を削減。25年までにさらに約1万人超を減らす。

日本も追随する可能性は高いが課題は多い。大学の入学定員は大規模約60校が4割近くを占め、小規模約600校は3割。地方は大学が潰れれば都心への若者流出がさらに進む。


知らない間に世の中は大きく変わっていました。良い時代に大学で働いていたとつくづく思います。

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