政府分科会の尾身茂会長も薬のことはわかっていないようです。

尾身会長に単独インタビュー「“第8波”は緊急事態宣言や重点措置出しても意味がない」対策や見通し明かす
以下は、記事の抜粋です。


新型コロナの「第8波」に入りつつあるという認識を示した政府分科会の尾身茂会長がBBTの単独インタビューに応じ、いま必要な感染対策や新型コロナの収束の見通しについて語りました。

【第8波の対策は?】
*政府分科会 尾身茂会長「第8波と言われているが、これから間違いなく拡大する。そのときに社会経済は止めようとする対策はやらない方が良いと思う。今回は(行動制限を要請する)緊急事態宣言や重点措置を出しても意味がないと思う。一番はワクチン。若い人は換気の悪いところではマスクをするということ」

【3年間の対策の方針は?】
*政府分科会 尾身茂会長「日本がいまだにマスクをして他の国より遅れているという声がある。しかし日本の人口10万人あたりの死亡率は圧倒的に低い。ロックダウンをやる国もあった。スウェーデンは最初から感染を許容しようという国。中国はゼロコロナ政策。スウェーデンと中国は両極端。日本は当初から両極端の中間をいくことにした。日本の文化が中庸ということではなく、この病気をゼロにすることはできないという我々の判断。ある程度感染を抑えながら、死亡者を減らしていくという作戦をとった」

【感染症法上2類・5類の議論は?】
*政府分科会 尾身茂会長「2類から5類にすると言っても、今は2類そのものをやっているわけではない。現実的には5類に近い。法律を変えれば、すべてが解決するというわけではなく、オミクロン株の特性に合わせて何が求められるかという議論をすべき。今もっと必要なことは、ワクチンをしっかり打ってもらいたい。高齢者は進んでいるが、比較的若い年代は思ったより進まない。これをどうやったらわかってもらえるかという方に政府は全力を尽くすべき」

【新型コロナ収束の見通しは?】
*政府分科会 尾身茂会長「ワクチンはこれから比較的早く開発できる。新しい株がきても。しかしワクチンがあってもウイルスはまた変わる。コロナのパンデミックが収束して、文字通り普通の生活に戻るためには、薬。100%効かなくても、安くてどこでも手に入るタミフルのような薬。感染して重症化する前に服用して重症化、死亡を防げる。こういう治療薬が出てくるとガラッと変わる

尾身会長は、いずれマスクをとって生活できる日がくるが、今はまだ辛抱のときだと話していました。近づく「第8波」に対応し、その先、コロナ禍3年の教訓を生かしていく、いま、コロナとの付き合い方を考えることが求められています。


季節性インフルエンザの致死率は 0.1%以下です。インフルエンザウイルスの感染に対して、ワクチンが重症化を防ぐというエビデンスはありますが、タミフル(一般名:オセルタミビル)には重症化を防ぐというエビデンスはありません(記事1記事2)。

タミフルは、ウイルスが細胞に感染するのを防ぎますが、ウイルスを殺すわけではありません。一度増えてしまったウイルスを減らす効果は期待できません。プラセボに比べて、全症状緩和までの時間を約1日短縮することは認められています。この辺は教科書的な知識です。

太字の部分をみると、尾身氏もタミフルをインフルエンザの特効薬だと思っているおバカな日本の医者の一人であることがわかります。太字以外の部分は、まともな医者ならだれでも言えることです。

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