たとえ少量であっても毎日のアルコール摂取により心房細動リスクが上昇する可能性がある

1日1杯の飲酒で心房細動リスクが上昇か
「酒は百薬の長」ではなさそうです。以下は、記事の抜粋です。


適度な飲酒は心臓の健康に良いとする報告は多数あるが、1日1杯の飲酒で心房細動リスクが高まる可能性のあることが、大規模研究から明らかにされた。

心房細動は、心房内に流れる電気信号の乱れにより、心房が速くて不規則に震える不整脈の一種である。心房細動は、直ちに生命を脅かすものではないが、放置しておくと、後に脳卒中や心不全の原因となり得る。心臓の専門家たちは、大量飲酒が心房細動のリスク因子であることについては一致した見解を示している。しかし、適度な飲酒と心房細動の発症との関連については、相矛盾する研究結果が報告されている。

Schnabel氏らによる今回の研究は、スウェーデン、ノルウェー、フィンランド、デンマーク、イタリアで実施された地域参加型研究への参加者(総計10万7,845人)を対象にしたもの。対象者の平均年齢は47.8歳で、48.3%が男性であった。

研究開始時に心房細動のなかった対象者の数は10万92人であったが、中央値で13.9年に及ぶ追跡期間中に5,854人が心房細動を発症した。解析の結果、1日1杯のアルコール摂取(アルコール12gに相当)により、アルコールを摂取しない人と比べて、心房細動リスクが16%上昇することが明らかになった。この関連は、アルコールの摂取量が増えるほど強まり、心房細動リスクは1日2杯の摂取で36%、1日3杯の摂取で52%、1日4杯以上の摂取では59%上昇していた。


元論文のタイトルは、”Alcohol consumption, cardiac biomarkers, and risk of atrial fibrillation and adverse outcomes”です(論文をみる)。

心房細動は脳梗塞などの病気に直結する不整脈です。この研究のように、適度な飲酒でも心房細動リスクが上昇する可能性を示すエビデンスは近年増えつつあるそうです。少なくとも、酒は心房細動に

アルコール消費と心房細動の関係(少量からリスクが増ええています)

コメント

PAGE TOP
タイトルとURLをコピーしました