犬型ロボット「Spot」にアームが付いて、お絵描きだってできるようになりました
以下は、記事の抜粋と動画です。
以前から胴体の上に多関節アームが取り付けられると判明していたBoston Dynamicsの犬型ロボット「Spot」。ダチョウのように見える出で立ちが個性的ですが、そのアームがどれほどの作業ができるのか、新たな動画で公開されました。
家事が得意で大縄跳びもゴミ拾いは超カンタンなタスクですが、大縄跳びを回すこともでき、土に穴を掘って植木を植える農作業や、チョークを咥えてアスファルトにお絵描きもこなせます。
注視すると、アームが独立して動いているのではなく、身体全体で対象となるオブジェクトを押したり引いたりと、全身が連携しているのがわかります。
ボストン・ダイナミクスは、「Spot」がどのような場所で活動できるのか、また3種の機能があることが告知されました。紹介されたのは、危険な場所で自律的にデータ収集ができる「SPOT ENTERPRISE」を、ウェブベースの遠隔操作ソフトウェア・アドオンで動かせる「SCOUT」機能、そして上記の動画で見たアームの「SPOT ARM」です。
「SPOT ENTERPRISE」は、約800万円での発売が発表されたときに打ち出された、3つの仕様のひとつ。これには自動的に充電ステーションに戻って2時間ジっと電力を蓄える機能が追加されていますが、危険な状況の現場で動き回るのはこれまで見てきた通りです。自動で各所を監視し、データを収集します。
「カメラで見ているだけなんです」と言われても、口を開ける姿が威嚇みたいでコワいです。コロナ患者の看護や介護などでも使えそうだけど、軍事にも使われそうでやっぱりちょっとコワいです。
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