今年の3月に大阪場所に行って以来、日馬富士のファンになり、ブログを時々みていました。今場所は調子が良さそうだと思っていましたが、まさか優勝するとは思っていませんでした。スピードがあり、小さな(といっても十分大きい:185cm, 129kg)体で大きな相手を倒すところが気に入っています。
「とったり」という変化ワザで勝った日に、相当量の誹謗・中傷がブログのコメント欄に書き込まれました。これらのひどいコメントが削除されず、日馬富士自身が、次の日のブログでこれらのコメントにまともに対応していたのには驚きました(コメントをみる)。
今場所で定年退職する高見山が、最初の外国人力士として活躍したことは良く記憶しています。高見山が20歳で大相撲に入門してから45年、横綱は2人ともモンゴル人、若手の大関もモンゴル人とブルガリア人で、横綱になりそうな日本人力士は一人もいません。素晴らしいことだと思います。
肘を痛めてサッカーをやったという、わけのわからない理屈で処分されるような古臭い部分は残しているものの、国際化という点では大学よりもはるかに進んでいます。
できれば、滅茶苦茶な体重増加への努力をしなくても良いスポーツに進化してくれることを願っています。例えば、土俵のサイズを少し大きくするだけで、体重の重要性はかなり減ると思います。ボクシングでも、興行としての面白さと選手の健康のバランスは大きな問題ですが、千代大海の糖尿病や魁皇の怪我を見ていると、もう少し選手の健康に配慮したスポーツになってほしいと思います。
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