Q: 白菜にゴマのような黒い斑点がある A:ポリフェノール類による斑点ですので、食べても問題ありません。
以下は、説明の抜粋です。
白菜自体がもつ生理反応によるもので、「ゴマ症」とも言われています。主な原因は、三大栄要素の一つである窒素の過剰吸収だと考えられております。細胞内の窒素濃度が上昇すると、細胞内外の窒素濃度の差を減らすために細胞は水分を吸収しようとします。すると細胞は取りこんだ水分によって膨らむことになります。この細胞の膨張によって、細胞にストレスがかかり、ポリフェノール類の色素合成が促進されます。その結果、はくさいの表面に黒い斑点が現れてしまいます。ゴマ症の色素合成反応は、ブドウの色素と同様の過程であり、食べても問題ありません。
黒い点は何だろうといつも気になっていましたが、解決しました。ちなみに、バナナの果肉が黒ずむのも、多くの場合、ポリフェノールの一種タンニンの酸化や低温障害などが原因だそうです(記事をみる)。
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