手袋はむしろ危険 科学的理由

手袋はむしろ危険 食材や宅急便の箱を「消毒しなくていい」科学的理由
政府が専門家の意見を遠ざけるなど感染防止に及び腰の今、個々人はマスメディアなどに惑わされず、賢く新型コロナから身を守る必要があります。そのためには、身を守るための行動の科学的理由を知ることが重要です。京大の宮沢氏がわかり易く解説してくれています。ここでは、医療関係者も良く間違えている手袋についての記載を紹介します。


Q2:手袋で感染リスクは減る?

宮沢:皮膚よりもビニールやプラスチックの方がウイルスは長く生きる。感染防止にならない

手袋をしてウイルスを触れば、手にウイルスが付かなくても手袋に付きます。スーパーや飲食店で手袋をつけっぱなしで商品の受け渡しをしているケースが見られますが、感染予防にならないどころか、手洗いや消毒をサボりがちになるので、かえって危険です。手袋をするより、こまめに手を洗いましょう。


誤解されるといけないので書きますが、ダメなのは手袋をつけっぱなしにして長時間作業を続けることです。しかし、感染している可能性のある患者を扱うときは、自分を守るために手袋をすべきです。ただし、患者ごとに手袋を新しいものに交換するというのが原則です。つけっぱなしだと、感染している患者から別の患者に感染を広げるリスクが増えます。手袋でも他の防護具でも脱ぐときに感染リスクが高いの気を付けてください。

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