PCR検査数が増えて陽性率も上昇、ということは、感染は拡大傾向

東京都内のPCR検査数と陽性率
以下は、記事の抜粋です。


07月09日 14時04分

東京都によりますと、緊急事態宣言が解除された5月25日に都内でPCR検査を受けた人は920人でしたが、6月12日には2118人と、初めて2000人を超えました。7月3日には過去最多の2715人にのぼりました。9日午前の時点でまとまっている最新のものは、7日の人数で1857人となっています。

また、検査を受けた人のうち感染が確認された人の割合「陽性率」も上昇しています。5月中旬以降は1%前後で推移してきましたが、先月に入ると2%前後となり、6月25日に3.1%、7月1日に4%、5日には5%と上昇が続いています。現時点でまとまっている最新の7日の陽性率は5.8%に達しています。

東京都内の入院患者の数は、5月に大幅に減少したあとほぼ横ばいで推移していましたが、先月下旬以降、再び増加し始めています。今の形でとりまとめを始めた5月12日に1413人だった入院患者は6月20日には204人と最も少なくなりました。ところが、その後再び増加し始めていて、7月8日は444人となっています。

一方、入院患者のうち、集中治療室や人工呼吸器での管理が必要な重症患者の数については、減少傾向が続いていて、4月末には100人あまりだったのが7月8日は6人になりました。


西村大臣は7月9日に東京都の感染者が200人越えたとの報告を受けて、「市中に感染が広がっているのかどうか、しっかりと分析をしていかなければならない。」と言ったそうですが、検査数が倍以上に増えて、陽性率が5倍以上に増えたら、どう分析しても感染は拡大傾向です。

夜でも昼でも、接待があってもなくても、「換気の悪い空間で飲食をしながら大声で会話すること」は止めましょう。そういう客がいる店に入るのも止めましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました