退院患者の14%再び陽性に 中国、原因の結論出ず

退院患者の14%再び陽性に 中国、原因の結論出ず
大阪府は2月26日、1月29日に新型コロナウイルスの感染が確認された大阪市内の40代のガイドの女性が、2月1日に退院した後の6日の検査でいったん陰性と確認されたが、26日に検査した結果、再び陽性と判明したと発表した。19日から、のどの違和感や胸の痛みを訴えていた。という記事が報道されました(記事をみる)。中国でもウイルス検査が陰性になって退院した患者が再び陽性になるという事例がかなりあるようです。以下は、記事の抜粋です。


中国広東省の衛生当局は2月26日までに、新型コロナウイルス感染による肺炎に関して、治療後に退院した患者の14%から再びウイルスの陽性反応が出ていると発表した。

衛生当局者は、原因について科学的結論は出ていないとしながら「(再び陽性となった患者の)大部分は全快していなかったとみられる」と指摘。ウイルスが検出されるのではないかとの判断を示した。

報道によると、衛生当局が25日に記者会見で明らかにし、鍾南山氏率いる中国政府の専門家グループと原因解明に向け研究を進める方針を表明した。


一度ウイルスが消えて完治したと思われる患者が再発するという現象は珍しいものではありません。単純ヘルペスウイルス(HSV)は一度感染すると、宿主の免疫応答によって体内から排除されることなく、ヒトの体内に終生潜伏します。そのため、潜伏と再発を繰り返します。

また、エイズのウイルスであるHuman Immunodeficiency Virus(HIV)は、自らのゲノムを人間の細胞に挿入するので、この細胞が複製するたびにコピーされ、いつまでも体内で生き続けられます。

新型コロナウイルスがどんなメカニズムで再発するのか、そしてその再発をどう克服するのかは今後の大きな研究テーマになると思います。

新型肺炎の治療後、花束を手に退院する患者ら=5日、中国青海省西寧市(新華社=共同)

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