「空飛ぶクルマ」でイソジンを思い出しました。

「空飛ぶクルマ」試験飛行にツッコミ殺到「ヘリにしか見えん」 吉村洋文知事が「車」「万博運用」にこだわる理由
以下は、記事の抜粋です。


2025年開催予定の大阪・関西万博で商用運航を目指す「空飛ぶクルマ」の有人テスト飛行が12月11日、大阪市内で行われた。ただ、評判はいまいち。開発を進める企業側も、自由に飛び回る運航には消極的な様子だ。吉村洋文大阪府知事は万博の目玉としてPRに躍起だが、果たしてその思惑とは。

機体上部にある円形の骨組みに取り付けられた18基のローターが一斉に回転すると、垂直に離陸。ヘリコプターのような脚部で着陸をこなした。
操縦席に乗り込んで説明を受けた吉村知事は、X(旧ツイッター)に「ヘリのように大掛かりでない。空の移動革命になるだろう。万博で運行実現へ」と書き込んだ。吉村知事はこれまでも、「空飛ぶクルマ」を推してきた。8月のイベントでは「大阪のベイエリアを普通の人が自転車に乗るみたいに、空飛ぶクルマに乗ってぐるぐる回っているのを万博でやります」とぶち上げた。しかし、今回のテスト飛行にSNS上では、「どう見ても車じゃない…」「ヘリにしか見えません」「これを車と言い張るには無理がある」といった突っ込みが相次いだ。

◆「会場をぐるぐる商用飛行、は難しい」
「空飛ぶクルマ」について、協会は、万博会場と別の地点を結ぶ2地点間の運航を想定しているが、どうなるのか。独の製作会社の幹部は13日、記者団の取材に対し、2地点間での運航は未定との認識を明らかにし。万博での運航を予定する4グループの一つ、ANAホールディングスの芝田社長は14日、共同通信の取材に「お客さまを乗せて万博会場をぐるぐる(商用)飛行できるかというと厳しい」との見方を示した。

そもそも、「空飛ぶクルマ」は自動車に分類されていない。航空法上も航空機に該当する。国土交通省は、ライセンスや運航ルールなどを本年度中にまとめる予定だが、それから万博まで約1年しかない。

◆カジノのためのインフラ整備さえできれば?
いろいろ突っ込まれても、あくまで「空飛ぶクルマ」という呼び方と万博の運航にこだわるのはなぜか。帝塚山学院大の薬師院教授は「大阪都構想で『大阪市はなくならない』と言ったり、『イソジンがコロナに効く』と言ったり」と、党としての姿勢の表れだと批判する。さらに、「万博の経費は膨張するのに、パビリオンの撤退など中身はどんどんショボくなっている。『空飛ぶクルマ』と呼び続けるのも、万博のやっていることのいいかげんさの見本だ」、「万博会場の跡地へのカジノ誘致ありきだ。カジノのためのインフラ整備さえできれば、万博は張りぼてでも何でもよい、ということなのだろう」と指摘した。


そういえば、彼は「イソジンがコロナに効く」と言ったり、アンジェスの開発した怪しいDNAワクチンを大阪市の職員に打ったりしていたことを思い出しました。それでは、政治家としては比較的マシなヒトだと思えるのが悲しい。

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