食中毒、実は多い鶏肉由来 焼き鳥も要注意
最近、トリのステーキを食べてカンピロバクター感染症にかかったというヒトに会いました。下痢がひどかったそうです。ということで、カンピロバクターについての記事を探してみました。以下は、その抜粋です。
●近年はカンピロバクターによる食中毒の割合が上昇し、サルモネラ菌や腸炎ビブリオによる食中毒は減少している
●カンピロバクターは、少量の菌でも発症して集団感染しやすいO(オー)157に比べると、わずかな菌量では発症しにくく、集団食中毒が起こりにくいため、報道される機会が少ない
●市販の鶏肉の約2~6割はカンピロバクターに汚染されている
●焼き鳥は焼きたてを食べるのが基本。冷めたときは必ず加熱を
●ひき肉を使ったものは、中までしっかり火を通す
●野外イベントやレジャーでの「落とし穴」にも要注意
感染したヒトの話によると、最近は下の写真のようにハッキリと生焼けな鶏肉を「レア」として好む客が多く、客の希望に沿ったメニューを出す店が増えているそうです。さらに、感染者を出した店も、客からカンピロバクター感染者が出たことを知らずに、そのまま「レア」な鶏肉料理を提供し続けているそうです。怖い話です。
上の記事によると、市販の鶏肉の約2~6割はカンピロバクターに汚染されているそうですので、しっかりと焼いた鶏肉だけを食べるようにしましょう。
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