腹筋運動が腰痛のもとになっているというデータ多数で海兵隊も体力テストから腹筋を除外
以前の記事でも紹介した「腹筋運動は腰痛の原因」という記事の1つです。以下は、その抜粋です。
「腹筋運動(上体起こし)」はオーソドックスな体力テストには必ず含まれていますが、以前から腰痛の原因になる可能性が指摘されていました。アメリカ軍も長らく体力テストに上体起こしを取り入れてきましたが、兵士の腰痛発症率に対する指摘があったこともあり、体力テストからの上体起こし除外が正式に決定しました。
上体起こしの代わりに導入されるのは、足を腰と同じ幅に開いて手をつき規定の姿勢を保つ「プランク」で、2020年1月1日(水)以降に海兵隊新兵訓練所に送られる新兵のテストから実施されます。
海兵隊総司令官のロバート・ネラー大将宛てに送られたという白書では、上体起こし型の運動は「適切なコアマッスルの発達に寄与しない」「脊椎を曲げた状態にあると腕や足の力の生成能力が低下することが実証されている」と指摘されており、「上体起こしは体力測定に役立っていないだけではなく、高い腰痛発生率に寄与している可能性がある」と書かれていたそうです。
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