地球にもっとも近い惑星は金星じゃなくて水星だった

地球にもっとも近い惑星は金星じゃなくて水星だった
公転速度の関係で、ゆっくり公転してたまにしか地球と近付かない金星よりも、しょっちゅう地球と近付く水星のほうが、平均的に一番近い(時間を過ごしている)という話です。
以下は、記事の抜粋です。


一般的には、太陽から順に「水金地火木土天海」と覚えられている通り、金星の方が地球に近いと考えられています。

地球から太陽までの平均的な距離をは1AU(天文単位)と定められています。これは太陽を中心に地球が公転する半径の距離です。公転する地球から、同じく太陽を公転する金星までは、平均距離がおよそ0.72AU。もっとも近付く距離は0.28AUです。これがどの惑星よりも地球に近い距離となるため、金星が一番近いと思われている理由になります。

公転している地球が金星の反対側にいるときのことも考慮して計算しました。その結果、動画にある、シミュレーションの右下の円グラフを見ると、金星が地球に近付いている時間よりも、水星は常に10%ほど上回っています。しかも公転が早い水星は、この計算方法だとどの惑星にも一番近い惑星という結果になりました。


木星と土星は近そうにみえますが、公転速度がずれているとすると、太陽を挟んで正反対の位置にいることもありそうなので、この計算方法だと、水生の方が木星よりも土星に近いことが理解できます。

問題は「近い」というのを平均的に近いか、瞬間的に近いかのどちらを選ぶかだと思います。やはり、地球には金星の方が水星よりも近いような気がします。

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