イカナゴ

今年は、イカナゴ・シンコが不漁みたいです。

イカナゴは、スズキ目イカナゴ亜目イカナゴ科に属する魚で、沖縄を除く日本の沿岸に広く分布しています。兵庫県では、淡路島の播磨側の「鹿ノ瀬」などの砂地に住んでいます。しかし、このあたりでは、海底の砂を取りすぎたため、以前の1/3程度までに生息地が減ってきているそうです。


イカナゴといえば、「くぎ煮」(写真上左)が春の味覚として有名です。くぎ煮に使うのは昨年12月から今年1月に生まれたばかりの稚魚(写真上右、これををシンコと呼ぶ)です。1年で10cmを越えるほどに成長し、3-4年も生きたものは25cmに達することがある魚ですが、多くが稚魚のうちに「くぎ煮」や「釜揚げ新子」として人間に食べられてしまいます。


大人になった魚は、関西では下の写真のように「カマスゴ」としてゆでたものが売られています。同じ重さで比べると、稚魚より成魚の方がずっと安いです。私は、最近まで、イカナゴとカマスゴが同じ種類の稚魚と成魚であることを知りませんでした。シンコとホタルイカも含めて、これら3つの釜揚げをみると春が来たなと思います。

もともと「くぎ煮」は、醤油・砂糖・生姜で煮込んだ漁師の保存食だったようです。 震災の後、各地からの見舞いに対して、そのお礼に送った人も多く、その時に急激に普及したそうです。しかし、上記のように、材料が稚魚であること、塩分も糖分も多いことを考え、私は「くぎ煮」をあまり食べません。成魚のカマスゴの釜揚げ(下の写真)を少し焼いてレモンをかけて食べるのが好きです。

コメント

  1. KIi より:

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    今まで、イカナゴの稚魚としてか、認識していませんでした!!
    家のカメも好きで、冬眠から覚めたら喜んで食べます~♪