『「ガン食事療法本」が「がん患者」を殺す』記事に対するプレジデント社の抗議への回答

『「ガン食事療法本」が「がん患者」を殺す』記事に対するプレジデント社の抗議への回答
以下は、昨日紹介したプレジデント社の抗議に対する回答です。1月30日発行の週刊新潮に掲載されたそうです。


週刊新潮」2017年8月31日号が掲載した『「ガン食事療法本」が「がん患者」を殺す』記事に対し、プレジデント社から抗議を受けました。下記は週刊新潮編集部による回答の全文です(一部個人名は伏せさせて頂きました)。該当記事本文と経緯についてはこちらをご参照ください

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以下、貴殿送付の文書に記載された内容につきまして、弊誌の見解を記しますので、ご清覧いただきたくお願い申し上げます。

まず、ご指摘のありました弊誌記事「週刊新潮」8月31日号の特別読物『「ガン食事療法本」が「がん患者」を殺す』(以下、本件記事)の主旨についてご説明申し上げます。 本件記事は、現在日本国内でベストセラーになっているいくつかの書籍について、その内容ががん治療に関する標準医療を否定し、代わりに科学的根拠の希薄な民間療法を推奨しているものであるとして、東京オンコロジークリニック代表の大場大先生がその危険性を指摘したものです。

さて、貴殿送付の文書では、弊誌編集部が記事の内容を精査せず、事実確認を怠り、よって貴社発行の『がんが自然に治る生き方』(以下、同書籍)の著者及び貴社に損害を与え、加えて読者の不安を煽ったとの指摘がなされております。その上で、弊誌編集部に対し厳重な抗議をされておられます。しかしながら、貴殿抗議内容について、本件記事の執筆者である大場大先生とともに検討しましたところ、貴殿の抗議はいずれも当たらないものと判断しました。以下、貴殿が指摘された各項目ごとに、具体的に回答いたします。

(1)本件記事中の「1000件を超える寛解事例の分析はどこにも見当たりません」という文章について、貴殿は、同書籍はターナー氏の博士論文をもとにした一般書であり、もとになった論文はネット上で容易に検索ができ閲覧可能であると指摘し、弊誌編集部及び執筆者が、容易にアクセスできる文献による事実確認さえ怠ったと主張されています。その上で、根拠のない指摘、いわれのない批判であると反論されています。では、ターナー博士が「1000件を超える劇的な寛解例を研究した」ことは本当でしょうか。ご指摘の博士論文を参照してみましても、そのような分析はされていません。論文中には、以下の記述しか見当たりませんでした。
「Over 1,000 case reports of radical remission (RR) have been published in the academic literature since 1899 (O’Regan, 1995), and approximately 20 new cases are published each year (Challis & Stam,1990).」
要するに、O’Reganという人が、1995年に1000例以上の寛解事例をまとめて報告したと一文で間接的に触れられているのみです。ターナー氏自身が分析した結果はどこにも存在しておりませんでした。他人の調査をそのまま引用しているだけの話です。俗にこれを「孫引き」と言います。その上、この O’Regan という人の原典 (O’Regan, B. & Hirschberg, C. (1993) Spontaneous Remission. An Annotated Bibliography. Sausalito, CA: Institute of Noetic Sciences.) に当たってみますと、「1000件」の中にはがんのみならず、良性疾患も多数含まれていました。しかも、1000例以上の報告事例の半数以上が、さらに別の原典 (Everson, T. C. & Cole, W. H. (1966) Spontaneous Regression of Cancer: Philadelphia, PA: W. B.Saunders.9) から孫引きされているというのが事実です。
したがって、ターナー氏による直接的な1000例の分析は、同書籍内のみならず、ご指摘の博士論文中にも存在しておらず、オビの表現も含めて虚偽とみなされてもおかしくありません。

(2)本件記事中の「食事療法を奉じる者が決まって唱えるヒポクラテス語録『汝の食事を薬とし、汝の薬は食事にせよ』を引用しながら以下を強く押し付けてきます」という文章について、貴殿は、ターナー氏が同書籍において特定の療法を「強く押し付け」ることをしないように細心の注意を払った表現を選んでいるとし、上記のような表現こそ本件記事執筆者の主観を「強く押し付け」ていることに他ならない、と主張されています。
しかし、弊誌ではそのような主張は当たらないと考えます。たしかに、ターナー氏は「食事改善をしたからといって、がんが完治する保証はありません」と記述していますが、同時に以下のような強い表現で「断言」しています。

食事改善をしたからといって、がんが完治する保証はありません。けれどもわたしは10年がかりで1000件を超える劇的な寛解例を研究した結果、ヒポクラテスの言葉は正しかったと断言します。食べ物は薬なのです。有機野菜と果物を食べ、砂糖と肉と乳製品と精製食品を減らすこと。それだけがわたしたちの体を救う食事であり、結局のところ、それがわたしたちにとっての「薬」なのです。(p58)このような表現は、ターナー氏の主観の「強い押し付け」と捉えられてもやむを得ないと考えます。なお、ターナー氏が1000件の寛解事例を研究した事実が同書籍内では確認できないことは、前項にて指摘した通りです。

(3)本件記事内の「それらの実践で、ある患者さんに奇跡的な出来事が起こったとしても、因果関係は定かではなく、その他大勢の患者さんに再現されることはまずありません」という文章について、貴殿は、ターナー氏が同書籍の中で述べていることと同じであり、批判になっていないと反論されています。
しかし、弊誌ではそのような主張は当たらないと考えます。たしかに、ターナー氏は同書籍の中で「わたしは手術、抗がん剤、放射線の『3大療法』を否定する者ではない」と述べていますが、登場するエピソードや抜粋されたインタビュー内容の中には、標準治療のリスクや副作用を強く煽るような表現が多々使用されており、情報に疎い一般読者のみならず、多くのがん患者にとって標準治療をネガティブに印象づける内容になっていることは否めません。この点については、後述する(6)の回答と重複する部分がありますので、そちらも合わせてお読みいただければと存じます。

(4)及び(5)本件記事で「詐欺師の行状」の例として取り上げました医師について、貴殿は「この話が事実であれば、この医師が本書を悪用したということで、患者さんだけでなく著者及び弊社も被害者にあたります」、あるいは「この伝聞にある~医師の行為は、本書とは何の関係もありません」などと主張されています。しかしながら、もしその人物が、プレジデントオンラインで同書籍を解説、推奨されている原田美佳子氏であったり、もしくはその関係者であった場合、同書籍とまったく関係がない一方的な印象操作だと言えるでしょうか。原田氏の肩書はメディポリス東京クリニック副院長ですが、同クリニックは、鹿児島にあるメディポリス本部の民間陽子線治療施設へ患者を紹介・誘導する機能を有したクリニックです。また、そこでの独自の免疫療法とは、かつて貴プレジデント誌でも大々的に取り上げられていたテラ社のものです。その商品は科学的根拠がまったくないエセ免疫細胞療法として広く認識されています。メディポリスとテラ社はビジネス提携をしており、多くの患者に不適当な治療を施し、多額の金額を患者から搾取している医療施設として認知されています。そのような問題の多い施設へ患者を送り込む役を担っているのが、先の原田氏が所属するメディポリス東京クリニックです。記事で取り上げました事例は、メディポリス関係者の営為に関する事実を述べたものであり、印象操作等の恣意はまったくございません。

(6)本件記事内で「この本はターナー氏のように、あれもこれもダメと偏った食を強いることはないようです」という文章について、貴殿は、ターナー氏は同書籍の中で「あれもこれもダメと偏った食を強いる」ことは一切しておらず、上記のような記述は本件記事執筆者の勝手な「思い込み」によるものと主張されています。
しかしながら、同書籍全編にわたり掲載されているエピソードもしくはインタビュー、著者の主張の中には、随所に食事療法についての具体的記述が登場してきます。また次のような本文中の記述をみても、誤ったがん食事療法の推奨本と誤認されてもやむを得ないと考えます。

《以下、同書籍より一部抜粋》
・砂糖、肉、乳製品、精製食品はノー (p23太字見出し)
・けれどもがん患者にとっては、できるだけ食事から砂糖を減らしてがんの「餌」を減らし、糖分は野菜や果物が含む天然のブドウ糖で補う、という選択肢が合理的でしょう。(p23)
・お伝えしたいのは、がん細胞と正常細胞の最大の違いは、活動に必要とするブドウ糖の量にあるということです。したがって、砂糖の摂取を減らすのは、がん細胞を飢餓状態へと追い込む格好の手段なのです。(p24)
・ がんは嫌気性でブドウ糖を代謝する。だからブドウ糖の供給を断てば、がんは栄養を取れなくなるんだ。(p25インタビュー:太字で強調)
・牛乳に含まれるおもなタンパク質「カゼイン」は、がん細胞の成長を促す可能性があることが、ラットによる実験で明らかになっています。(中略)オメガ六脂肪酸の過剰摂取は、がんと関係すると繰り返し指摘されています。(中略)乳製品はがんを促進すると考えてしかるべき証拠は、積みあがってきています。だから多くのがん生還者は、少なくともがんが消えるまでは、乳製品を極力減らすかまったく食べないことにしていたのです。(p26-27)
・乳製品は摂取すべきでないと気がつきました。そのころ受けていた抗がん剤治療が、乳製品をやめた途端に効きはじめたのです。それまでは効いていなかったのに。がんの原因は多岐におよびますが、わたしたちはがんの原因になりそうなことは、すぐやめるべきなのです。(p28インタビュー:太字で強調)
・肉食についてのわたしの結論は、乳製品と同じです。がんが完全に消失するまでは、肉は極力避けるか、取らないようにしてください。(p30)
・パンのGI値はとても高く、がん細胞の格好の餌になります。パンにかぎらずパスタ、粉製品、手軽な粉もの食品の摂取は、がん細胞にブドウ糖を大量に与えるだけではなく、血中のインシュリン値を急上昇させます。これまた、がん細胞を大よろこびさせる状態です。(p30)
・重視したいのは、未精製穀物の摂取にはがん抑制効果があるという報告が、数多くあるということです。(p31)
・食べるのは、家で育てた野菜や未精製の穀物。肉や砂糖といった高価なごちそうは滅多に口にしない。わたしたちの曽祖父の生きた時代のがん発生率は、いまよりずっと低かったのです。(p33)
・野菜と果物の持つ治癒力 (P33 太字見出し)
・野菜や果物に抗がん成分を含むものがあることも、科学的に証明されています。(中略)アブラナ科の野菜をとってみると、がん細胞の成長を防ぐ作用があり、がんの遠隔転移を抑止し、さらにはがん細胞を破壊して死に至らせる作用がある (p34)
・有機食品を選び、毒性物質を避ける。それに加えて、すぐに体内から農薬や重金属などを排出するのに効果があるのは、短期間の断食や体内洗浄です。(p36-37)
・断食は、身体に留まった毒を出し、排泄機能を改善してくれる優れた手段です。断食をすると、わたしたちの身体は悪い物質を溜め込まなくなります。もしわたしががんだと診断されたら、長期間の断食に取り組むでしょう。まず身体を浄化し、それから毒を含まない食物(有機食品)だけを食べるようにします。(P37: インタビュー太字で強調)
・がんから劇的に寛解した人々、そして治療者は、断食をがん治療に取り入れています。(p43)
・『ガンは栄養療法で治る』(p44 p49著書を引用)
・がん細胞はブドウ糖を代謝しないと生きられない、砂糖を餌に生息しているのだ、と書いてありました。(P49: インタビュー太字で強調)
・(牛、豚など) 赤身の肉は極力避けることにした。(中略)本によると、赤身の肉と乳製品が問題なのは、免疫システムの働きを抑えるから。(P51: インタビュー太字で強調)
・がんになるのは、日々、免疫システムを弱めるような食事をしている人だと思う。(略)僕らはつねに、がんに餌やりをしているってことになる。こうして免疫システムががんの増殖に追いつかなくなると、早晩、体はがんにやられてしまうんだ。(P53: インタビュー太字で強調)
・実にかんたんな話なんだ。砂糖はがんの栄養になる。テストステロンを勢いづける。そして免疫システムはがんを抑制するし、殺してもくれる。だから免疫システムを元気にするために、砂糖の摂取を減らすんだ。かんたんな話だよ。(P54-55: インタビュー太字で強調)
・読者のなかには、もう一週間の断食プログラムに申し込んだ人がいるかもしれません。台所にある砂糖や精製食品を捨てて、有機栽培の果物や野菜を買ってきた人もいるでしょう。そんな人には拍手を送ります。 (p56)

以上の引用だけをみても、「あれもこれもダメと偏った食を強いる」内容であることは明白であり、がん食事療法を強く推奨する内容であることを否定することは困難と考えます。貴殿が具体的に「反論」された内容に関する回答は以上の通りですが、それ以外にも、貴殿送付の文書で主張された事柄には多くの誤りがあります。以下でそれを指摘したいと思います。

(7)貴殿は同書籍の著者ケリー・ターナー氏について、「腫瘍内科」領域の研究者と称されていますが、原本のプロフィール欄を確認してみますと、「integrative oncology」領域の研究者と記述されています。Integrative oncology とは、がん民間療法を指し示す用語であり、これを「腫瘍内科」と訳すのは大きな誤認です。ちなみに「medical oncology」が腫瘍内科と訳すべき英語です。もし、「腫瘍内科」領域の研究者としての立場で書かれた本であれば、普遍的な医療倫理に準じて、客観的にさらに厳しい査読がされ、内容の是非について追求されなくてはいけません。推察されるに、ターナー氏が自身の言説が「仮説」レベルのものであることを最初に前置きされているのは理由があります。米国においてはエセ医学に対する法的扱いが厳格であり、医療従事者であるならば資格剥奪はもちろんのこと、州によっては刑事告訴もされうるからです。弊誌編集部では、ターナー氏は医療従事者ではなく、もちろん「腫瘍内科」領域の研究者でもなく、同書籍はいち思想家の著書であるものと判断しております。

(8)貴殿は、同書籍の内容は一部がプレジデントオンラインでも公開されており、合わせて「医師による解説」も複数掲載していると指摘されています。
しかし、解説を担当している医師の方々は、実際にがん治療に携っている客観的な専門医師陣ではないものと考えます。また、その解説内容についても、科学的根拠に基づいた公正かつ客観的なものではなく、個人の主観レベルのものであり、医師の解説とは言えどもエビデンスレベルは低いものと判断しています。

(9)本件記事が、貴殿の主張されるように「著者の名誉を傷つけ、本書の価値を毀損する」かどうかについては、
(1)記事における論評が公正な論評といえるか
(2)論評が公共の利害に関するものであり、かつ、専ら公益を図る目的でなされたか。
によって判断されるべきであると考えます。
同書籍を読めば、記載されている事項は補完代替療法、言いかえますと「民間療法」の話であると容易に認識できます。残念ながら、実際のがん患者にとって、生存利益が改善される、あるいはQOLが改善される等々、「がん患者に有効」だと具体的に検証されているものは皆無であると理解しております (日本緩和医療学会『がんの補完代替療法クリニカル・エビデンス2016年版』)。本書で示されている参考文献について、ヒトもしくは臨床医学において適用できるようなエビデンスレベルの高いものはほとんど見当たりませんでした。著者にとって都合のよいエビデンスのみが抽出されているという印象です。
同書籍の推奨(多種サプリメント使用や断食含む)にも非常に似たやり方で、ゲルソン療法やゴンザレス療法というものがあります。そのゴンザレス療法 (膵酵素、多種サプリメント、コーヒー浣腸、大量の有機野菜ジュース) の有効性について、転移性膵がん患者を対象に、標準治療 vs ゴンザレス療法の比較試験が行われました (Chabot JA, et al. J Clin Oncol 2010; 28: 2058-63)。

結果は、ゴンザレス療法は明らかに生存期間を縮めるのみならず、患者のQOLも著しく悪化させることを示しています。したがって、米国NIH (National Cancer Institute) では、上記のような食事療法を行わないよう一般向けに注意喚起がされています。

また、ターナー氏の博士論文が掲載されている雑誌名は『International Journal of Transpersonal Studies』というジャーナルで、信仰やスピリチュアル、ヒーリングのようなオカルトをテーマとして扱っているものです。そして、この雑誌にはインパクトファクターが付いておりません。インパクトファクターとは、特定の1年間において、どれくらいの頻度で学術的引用がされているかを示す尺度です。言いかえますと、その分野における雑誌の影響度や信頼度を表すものです。
つまり、ターナー氏の博士論文は学術論文としてはほぼ評価がないに等しいのに、一般向け本にするとベストセラーと化するのはなぜでしょうか。貴殿からもご教示いただいていますが、背景には、保険医療制度の恩恵によって本来は高額な治療を安価に受けることが当たり前である日本とは異なり、医療費という大きな経済リスクを背負わなくてはいけない米国社会だからこそ、信仰やスピリチュアルのようなものに傾倒しやすい病理が存在していることを意味しております。とはいえ、同書籍の内容は、米国においてもわが国においてもエセ医学の範疇にあることは明らかであり、本件記事はそうした実態を批評した公正な論評であります。そして、かかる論評は公共の利害に関するものであり、その目的が専ら公益を図ることであることから、著者の名誉を傷つけ、本書の価値を毀損することには当たらないと考えます。

弊誌の見解は以上の通りであり、したがって貴殿の抗議はすべて失当であることを、ここに回答させていただきます。

ご賢察のほど、お願い申し上げます。


一昨日からの一連のやりとりについて、週刊新潮編集部は以下のようにコメントしています。

「週刊新潮」2017年8月31日号に掲載した本記事に対し、『がんが自然に治る生き方』の出版元であるプレジデント社より、同年8月25日に抗議が寄せられました。
(プレジデントオンライン「週刊新潮2017年8月31日号の記事について」http://president.jp/articles/-/22966)

これを受け、週刊新潮編集部は同年9月18日付でプレジデント社へ回答書を送付しましたが、以降、プレジデント社からの応答はなく、上記プレジデントオンライン記事には〈新潮社からの回答はありません〉と表示されたままでした。

週刊新潮編集部が回答を掲載するようプレジデント社に要請したところ、2018年1月24日に〈指摘に対する有効な反論となっていないと判断し、掲載しません〉と一方的な追記がなされました。

週刊新潮編集部は記事に絶対の信頼性を持っており、またプレジデント社の抗議内容にはすべて反論ができていると考えます。プレジデント社への回答内容については「デイリー新潮」にて掲載いたします(https://www.dailyshincho.jp/article/2018/01300804/)。併せてお読みください(記事をみる)。


この件に関しては、週刊新潮が圧倒的に有利だと思います。

がんになり易い食事などの生活習慣はありますが、『がんが自然に治る生き方』も『食べものだけで余命3か月のガンが消えた』ことも『がんで余命ゼロと言われた私の死なない食事』も『今あるガンが消えていく食事』も『ケトン食ががんを消す』ことも、ありません。

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