血圧を下げるのに、いちばん効果的なのは減塩?

以下は、血圧を下げるのに、いちばん効果的なのは減塩?
CareNetという医療関係者のサイトで、マウントサイナイ大の山田氏が、健康神話に対し、最新の論文をもとに「本当に正しいのはどちらか」を解説する記事からの抜粋です。


正解:×

減塩は効くが“いちばん”ではない。ほかの生活習慣が同等以上に効く。体重減・運動・節酒・カリウム摂取などが必要。血圧を下げるのにいちばん効果的なのは薬。

解説
高血圧と言えば、「塩分を控える」と結びつく方は多いでしょう。確かに、減塩は血圧を下げるために有効な方法の1つで、とくに高血圧の人では意味のある効果が得られることが知られていますが、「いちばん効果的」とまでは言えません。

1gのナトリウム(2.5gの塩)の摂取を減らすことで、収縮期血圧(高いほうの血圧) が平均的に約3mmHg低下し、最大6mmHg程度下がることが示されています。また、この効果は高齢者でより顕著であることも知られています。

しかし、体重を落とすこと(1kg減あたり約1mmHg低下)、野菜や果物に含まれるカリウムの摂取を増やすこと、運動、お酒を控えることなど、ほかのライフスタイルの調整も同じかそれ以上の効果を持つと知られています。とくに、減塩やダイエットなどを組み合わせた多方向のアプローチが最も大きな効果を示します。

一方、本格的に血圧を下げなければならない場合、標準的な血圧の薬は、ひとつの薬で通常10mmHg前後の収縮期血圧を下げる効果が期待でき、薬の組み合わせでさらに大きな効果が得られます。減塩と薬は、組み合わせることで相乗効果があり、減塩が薬の効果を強め、薬を減らすことにつながる場合もあります。

このように、減塩は「効果的な非薬物治療の1つ」で、薬での治療中でも追加効果が期待できますが、血圧を下げる最も効果的な方法かと言われれば、それは薬による治療でしょう。


とても、参考になる解説です。それでも、どうしても薬を飲みたくない患者さんから、減塩して、体重を減らして、運動をして、カリウムの摂取を増やした場合、どのくらい血圧が下がるのか聞かれそうです。

以下の写真のようなサプリはありますが、GABAに関する研究のほとんどは、「血圧が下がったかどうか」を調べる数週間〜数ヶ月程度の短期試験です。 GABAの摂取が「心血管疾患(心筋梗塞や脳卒中など)の発症リスク」や「死亡率」を直接的に下げたことを証明する、ヒトを対象とした長期的な臨床エビデンス(アウトカム試験)は、現時点ではまだ存在しません。もちろん、薬のエビデンスは多く存在します。

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