医療費の負担増 “受け入れられない68%” NHK世論調査
以下は、批判記事なので全文そのままです。
医療費が増え続ける中、財政の破綻を防ぐために保険料などの負担が増えることを受け入れられるかNHKの世論調査で尋ねたところ、受け入れられないと答えた人が68%に上りました。
NHKは、去年11月から12月にかけて医療に関する世論調査を全国の18歳以上の3600人を対象に郵送で実施し、58.6%にあたる2108人から回答を得ました。
この中で、この1年間に医療費を負担できないなどの経済的な理由で医療機関の受診を控えたことがあったか尋ねたところ、「よくあった」、または、「ときどきあった」と答えた人はあわせて9%に上りました。
年代別にみると、50代までは各年代で10%を超えた一方、60代は8%、70歳以上は6%となっていて、現役世代で高い傾向にありました。
さらに、高齢化や医療技術の進歩などによって医療費が増え続ける中、医療財政の破綻を防ぐ対策として保険料や税金の負担が増えるのを受け入れられるか尋ねたところ、「受け入れられない」または、「どちらかといえば、受け入れられない」と回答した人はあわせて68%に上りました。
一方、「受け入れられる」または、「どちらかといえば受け入れられる」と回答した人はあわせて31%でした。

医療政策に詳しい日本医療政策機構の乗竹亮治代表理事は、「賃金がなかなか上がらない中保険料だけが右肩上がりでこれ以上は勘弁してほしいという国民感覚があると思う。世代を超えて理解を得るため、高額療養費制度をはじめ命に関わる医療をみんなで支える制度を考える必要がある」と話しています。
「この1年間に医療費を負担できないなどの経済的な理由で医療機関の受診を控えたことがあった」という人は、医療機関での支払い(負担)をすることが経済的に難しいので受診を控えたと思われます。
一方、「高齢化や医療技術の進歩などによって医療費が増え続ける中、医療財政の破綻を防ぐ対策として保険料や税金の負担が増えるのを受け入れられない」という人は、医療機関での支払いを減らすための保険料や税金の負担増が受け入れられないのでしょう。
タイトルをみて、前者の「負担増」かと思ったら後者の「負担増」でした。NHKは保険料や税金を減らして、個人の医療機関での個人の負担を増やす歯科で行われているような「混合診療(健康保険が適用される「保険診療」と、全額自己負担の「自由診療」を1つの治療過程で併用すること)」を推しているのでしょうか?
アンケートでは、混合診療導入の是非についても聞いてほしかったと思います。

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