血税1兆円をドブに捨てた「住基ネット」~元祖マイナンバー、あれはいったい何だったのか?
この記事を読むまで、「住基ネット」のことを完全に忘れていました。総務省の「『住基ネット』って何?」というサイトをみると、以下のように説明されています。
住民基本台帳ネットワークシステム(以下「住基ネット」という。)は、住民の方々の利便性の向上と国及び地方公共団体の行政の合理化に資するため、居住関係を公証する住民基本台帳をネットワーク化し、全国共通の本人確認ができるシステムとして構築するものです。
確かに、「マイナンバー」とよく似ています。そして、以下に書かれているように、マイナンバー制度の発足とともに、「2015年12月22日、住基ネットのカード更新手続きは終了」しました。
’02年8月の稼働開始から13年あまり。発行された住基カードは累計920万枚だが、紛失などを除く有効発行数は710万枚で、カードを持っているのは全国民のわずか5・5%にすぎない。発行済みの住基カードは、有効期限いっぱいは使えるが、随時マイナンバーカードに置き換えられてゆく。
税金が無駄遣いされるとか、天下りのための組織ができて、それが形を変えて生き続けることは、他にも良くあることです。しかし、私が「住基ネット」の存在を完全に忘れてしまっており、「マイナンバー」がその後継システムであることにも全く気がつかなかったのは、かなりショックでした。
コメント
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住基カード持ってます。
記事を拝見するまで、マイナンバーカードとのダブリに気付きませんでした。