サボることばかり考えた/雰囲気にのまれた甲子園/イチローと高校野球

サボることばかり考えた/イチローと高校野球 前編
雰囲気にのまれた甲子園/イチローと高校野球 後編
イチローが高校野球について言ったことがまとめてある記事。スポーツ新聞なのでどの程度本当かは怪しいが、本当だとすればおもしろい。以下、イチローが言ったとされる言葉を抜粋して紹介します。


「3年生になると、いくらだってサボれましたから。投手で別メニューなんで、サボることばっかり考えてました」

「(高校で)全力で目いっぱいやってプロに入っても、プロではやっていけない、というのが想像できたんです。ただ、ドラフトにかかるのは倍率でも難しいですから、最後の夏だけは、一生懸命やった、という感覚でした。」

「肩は消耗品、という考えがありましたから、練習でも100球まで。酷使してダメになっていく人が、その頃から何人もいましたからね」

「高校野球は教育的な面もあるし、技術とか将来を見据えている人には大事。ただ、僕にとって、高校野球といえば、すべてを占めていた寮生活。あれよりも嫌な経験はない。理不尽なことしかなかった。そこを何とか耐え抜いた。何かしんどいことがあったらその当時を思い出しますし、2度とやりたくない経験として真っ先に浮かんできます。それ以外のことは浮かばないです」


それでも、高校3年間での練習試合および公式戦での成績が537打数269安打(二塁打74、三塁打28、ホームラン19)という成績を残しているのは、スゴイとしか言いようがないですね。私も高校時代は野球部でしたが、成績は悲惨でした。練習は嫌いでサボっていたことだけはイチローと共通しています。

コメント

  1. あ* より:

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    「練習は嫌いでサボっていたことだけはイチローと共通」
    ということに、如何なる意味があるのか、
    理解できませんでした。
    「こういうスタイルの練習には合理性がない」と
    直感的に知っていたということでしょうか?

  2. tak より:

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    >あ*さん
    コメントありがとうございました。「合理性がない」とまでは思ってなかったと思います。ただ、監督に言われてやるしんどい練習は嫌で、適当にサボっていました。

  3. あ* より:

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    >takさん
    少々、考えたところ、やはり、これは極めて人間的な現象であって、要するに
    「当人の性(しょう)に合わないことを無理強いしても効果は一時的で、しばらくすると忘れてしまうから、根性がねじまがるだけで意味なし」
    ということでしょう。
    このことは、ルーマンが書いていた古今東西の常識です。ルーマンさんは、電波オヤジと言われていますが、それは世間様の勘違いで、よく読むと極めて常識的なことを書いておわします。

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