フクロウナギ


6年前の動画ですが、興味深いです。以下は、national geographicsでの記事の抜粋です。


深海探査船ノーチラス号に搭載された探査機のカメラに、不思議な生きものが映し出された。レンズの前で見事な泳ぎを披露したのが若いフクロウナギだ。

大きな獲物でも飲みこめそうな口を持つフクロウナギだが、普段食べているのは小型甲殻類のようだ。歯がとても小さいため、口を大きく開けられるのは、食べものが少なくなった場合に大型の魚を食べるためではないかと考えられている。

フクロウナギは、ペリカンウナギとも呼ばれる。動画のフクロウナギは、一度口を膨らませた後、口をたたんで泳ぎ去っていった。深海で暮らすフクロウナギの生態は、ほとんど知られていない。なぜ口を膨らませたり、しぼませたりするかも分かっていないが、脅威を感じたときに、このような行動をとるのではないかと考える研究者もいる。

動画のフクロウナギは小さいので、まだ若いのではないかと考えられる。成魚になると、体長は1メートルほどになる。

ノーチラス号からライブ動画を配信したのは、沈没したタイタニック号の発見者でもあるロバート・バラード氏だ。

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