知ってましたか? 「ハイビーム」は運転の新常識

事故の半数が防げる 「ハイビーム」は運転の新常識

以下は、記事の抜粋です。


変わる安全運転の「常識」:夜間車を運転する際「ヘッドライトを下向きにするのが常識」とされてきたが、近年各地の県警で、ハイビームにするよう指導されている。茨城県警ではこのほど、昨年夜間に発生した車対歩行者の死亡事故のうち半数以上がハイビームにすることで防げた、とする調査報告をまとめた。

26件中14件が防げた:昨年11月末までに茨城県内で発生した死亡事故は38件。うち26件は日没から日の出までの夜間に発生しており、26件ともライトはロービームだった。このうち14件でライトをハイビームにしていれば事故が防げた可能性がある。ライトを上向きにしていれば、より早い段階で運転者が歩行者を発見することも可能、と考えられるため。

難しい切り替えの判断:一般的にロービームの照射距離は40mとされる。これは時速60kmで走行しているときの制動距離と同じ。歩行者を発見してからブレーキを踏んで停止するまで、時間的な余裕はほとんどない。ハイビームにすれば、照射距離は100mにのびるため、運転者が回避行動をとることも容易になる。このため、道路交通法では実は「ハイビームが基本」とされている。


茨城県警が昨年12月に出した「交通安全かわら版」には、「下向きライト走行に潜む危険!」と題するポンチ絵が掲載されています(かわら版をみる)。

「道路交通法では実は『ハイビームが基本』とされている」というのは知りませんでした。ハイビームにすると「目がくらむため危険」と考え、市内を走るときはほとんどいつもロービームで走っていました。

「基本はハイビームで、対向車や先行車がいる時にはロービームにする」ようにしたいと思います。その他「かわら版」で重要だと思ったことを以下に紹介します。

○ライトの特性(照射距離が左側に比べ右側が短い)を踏まえ、右からの横断者には特に注意をしてください。
日没前からライトを早めに点灯し、他の道路利用者に自車の存在を認識させてください。

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