萩生田経産相 バイオ研究拠点を視察 重点投資の方針示す
以下は、記事の抜粋です。
萩生田経済産業大臣は兵庫県にある最新のバイオ研究拠点を視察し、経済成長と脱炭素社会などの実現の両立に向け、この分野に重点的に投資していく方針を示しました。
萩生田経済産業大臣は4月4日、バイオテクノロジーを活用した企業や大学の製造・研究開発拠点がある兵庫県を訪れました。
高砂市では微生物の遺伝子を人為的に操作し、海で分解されるプラスチックを世界で初めて商用化した企業の生産拠点を視察しました。この企業では二酸化炭素を吸収してプラスチックを作り出す微生物の研究開発も進めていて、脱炭素社会の実現に向け二酸化炭素の排出量を大幅に削減できる技術として注目されています。
バイオ技術をめぐってはアメリカや中国が数兆円規模の投資を行うなど、世界で開発競争が激しくなっていて、政府は微生物の遺伝子を改変して素材などをつくる技術に重点的に投資していく方針です。
視察のあと萩生田大臣は「バイオは社会課題の解決と豊かさの両立を可能にする『二兎を追える』イノベーションであり、新しい資本主義の実現に向けた大きな柱だ。国際的な投資競争が激しさを増す中で国として『バイオ立国』という旗をしっかり立てたい」と述べました。
「兵庫県のバイオ研究拠点」と書かれているので、てっきり理研の生命機能科学研究センターの事かと思ったら違いました。生命機能科学研究センターでは、約70前後の研究チームがあるので、その約1/4~1/3が消滅するという「理研600人が雇い止め」というニュースがあったのでそう思ったのですが、残念ながら勘違いでした。力を入れるところが完全に間違っていると思います。
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