モデルナアーム

ワクチン接種の副反応「モデルナアーム」の実態 医師「かゆみ止めを」
モデルナアームという副反応についての記事です。


福岡県内でも新型コロナウイルスのワクチン接種が加速する中、気になる副反応が確認されている。「モデルナアーム」と呼ばれる腕の腫れ。その実態と対処法を取材した。

今、相次いで報告されているのが、接種から1週間以上が経ってから腕の接種部位が赤くなったり、かゆみが出たりする症状だ。

ワクチン接種の10日後に撮影されたこちらの写真。赤くなった二の腕は少し腫れているようにも見える。

接種のおおむね8日くらいから出る、少し遅れて出る発赤か、かゆみなどの症状を「モデルナアーム」といいます。ファイザーのワクチンでも(同じ副反応は)あり得ますけれども、それよりも少し頻度が高かったということ

「モデルナアーム」とも呼ばれる遅発性の副反応。実際、症状が出た人に話を聞くと…

(ワクチンを)接種してから9日目に、蚊に刺されたようなかゆみと赤みがあって。次の日の夜に見てみたら、赤くなって盛り上がって、熱を持った状態になっていて。11日目が最高にかゆかった。気になるって感じでした

「モデルナアーム」の症状としては、かゆみや赤みのほかにも痛みや腫れ、熱などが報告されている。

厚生労働省によると、1回目の接種でモデルナ製のワクチンを使用した人のうち、接種の9日後に3.46%に赤み、2.7%にかゆみの症状が出たという。一方、ファイザー製のワクチンを打った人でも1%未満の割合で同じような症状が出たという。

Q:では、モデルナアームの症状が出た場合、どのように対処すればいいのか?
A:赤く膨れたところを冷やす、湿疹などに使うかゆみ止めを使うのがいいかと思います。モデルナアームは、報告されているところでは、重篤なものになったという報告はありません。いたずらに恐れることはなく、驚いたり恐れる必要はないと思います

Q:また、1回目の接種でモデルナアームの症状が出た場合、2回目はどうなのか。
A:海外の文献では、2回接種して2回目の方が腫れることはなく、同程度かそれより小さかったと記載されている。1回よりは2回。抗体の上がり方は、2回打ってこそ効果が出るという形なので、論文にはこういう反応が出ても、2回目も接種することを勧めるべきではないかと書いてはいる。


私も一度だけモデルナアームになったヒトの話を聞いたことがありますが、その方はほぼ上の記事に書かれていたことをご存知で、2回目を受けることにまったく躊躇されていませんでした。

今のように、巷に感染したヒトが溢れている状況では、中高年にとってワクチンを打つリスクはベネフィットよりもはるかに小さいです。「反科学・反論理」のヒトの発信には惑わされないようにしてください。

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